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【帰国子女教育】効果的なノートの取り方

『どうすれば成績があがるの?』

こういう質問をよく受けることがあります。

様々な方法はありますが、効果的なノート作りが一つの方法であることは間違いありません。

今回は効果的な『思考を辿るノート作り』をいかにして行うかについて、実際の例を交えながら書いていきたいと思います。
対象は小学校高学年~になりますが学習全般のアドヴァイスとして役に立つ部分もありますので最後までお付き合いくださいませ。

どんなノートが効果的なのか

ノートの取り方は子供たちそれぞれのスタイルがありますが、学習効果が上がるノートには一つの共通点があります。

それは、ノートを見ることによってどのように考えたか、どのようなロジックが存在するのかが容易にわかるという点です。

ノートはただ書くだけではだめだし、あとから見返してその時自分が何を考えていたか、そしてどのように間違えたかがわからなくてはいけません。

実際の生徒たちのノートを見ていきましょう。

まずはこれ↓

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ペン書きで一瞬、え?と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、これは別に大丈夫です。

なぜなら、この生徒はちゃんと鉛筆でしっかり問題を解いた後、間違えた問題をわかりやすくまとめるための清書としてペンで書いているからです。
ぐちゃぐちゃじゃないでしょ?
このまとめ方は後々復習をする際に役立つ、お手本のようなノートです。

次、これ↓

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これは彼女なりにアレンジが加えてあるまとめかたです。
平均の問題の解き方に関してなのですが、公式通りや参考書まるうつしとかではなく、いかに工夫して簡単に求めるかを習ったので『思考のプロセス』を忘れないように自主的にまとめられています。

このノートは生徒が自主的に書いたものなのですが、先生の指示なしでここまでのノートが作れるのは、『自覚+自立』の学習習慣がしっかり身についている証拠です。
(親御さんの導きが素晴らしいのだと思います)

そして、その横で授業を一緒に受けていた学年が少し下の生徒は、先輩のノートを見習って自分なりに間違えをノートにまとめていました!

こんな風に個別指導では違う学年の生徒たちがお互いにいい影響を与え合ったりなんかもしています。素晴らしいですね。

まとめ

『どうしたら成績があがるのか?』
結論を申し上げますとノートのまとめ方ひとつとっても適当でいい、ということはないのですよ。
裏を返せばこういうことをきっちりきっちりつみあげて『思考を辿る』という習慣さえつけてしまえば算数の成績だって必ず上昇していきます。

あなたのお子様のノートは如何ですか?
きちんと『思考が辿れる』ように工夫してまとめられていますか?

参考になれば幸いです。

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