【帰国子女教育】英語を勉強する前に
最近ずっと文化とアイデンティティというトピックの文献を読んでいるので自分の生徒たちの日本語力について考える機会も多いです。
4月から日本は新年度ですが6-7歳(小1)の時の国語・算数の基本学習は非常に大切だと思っています。
今日は辛口トークですよー!(笑)。
日本に住んでいる海外に住んでいる関係なく共通して私が(個人的に)思うことです。
英語に関する勘違い
勘違いしている人が多いなぁと思うんですが日本語と英語だったら日本語の方がずっと難しいんですよ。
それなのに英語さえできれば何とかなるみたいな訳の分からない英語信仰はやめて頂きたいですね。
語学力は見聞を広めます。これからの世の中英語は必須。私もそう思います。社員に英語を求める企業も増えていますし、日常でも英語を使わなくてはならない場面に遭遇する可能性は圧倒的に増えています。
しかし!!英語以前に『自己を確立』することが何より大切だということに親御さんたちも気づいていなかったりしますから驚愕です。
そもそも、『自己を確立できていない』オトナが多すぎるし、それすら気が付いていないオトナがわんさかいることにこれまた驚愕です。
人間にとって大切なのは『どんな環境でも生き抜く強さ』だと私は思っています。
そのために必要なことは個人個人で考えも違うでしょう。
例えば
人のせいにしない、正直である、学問にいそしむ(←英語を学ぶもここに入るね)、手を抜かない、人に振り回されない、などなど…。
結局のところ自己を確立できていないオトナに子どもが教育を受けると情報に左右され、やけに甘かったり、やけに厳しかったり、英語偏重になってみたり、我流で日本語教えてみたり、アドヴァイスを求められるから答えてみるけれど自分が求めている答え以外は拒絶するなんて人も一定数います。
大切なのは、繰り返しだけれど、『どんな環境でも生き抜く強さ』だと思います。
アイデンティティ
まぁ日本語が大切といえど英語と日本語のバランスとりながら新しい自分なりのアイデンティティを育んで日本人とかイギリス人とかそういうカテゴライズもかなぐりすててインターナショナルに生きていくのもわたしはそれはそれでかっこいいなと思います。
要するにぶれなきゃいいんだね。
もちろんその境地にたどり着くまでに色々と葛藤はありますが。
まぁだけどスタンダードな路線として、とりあえず小1の国算の学習は大切にしてねってことが言いたいのでした。
えー、じゃ英語はどうすればいいの?と思われるかもしれません。
将来へのビジョンが明確なら同時進行で学習可能です。よーするに何をどれだけどのようにというプランを組み立ててやっていくかというだけの話です。
ご相談がある人はコメント下さいね。
講師S
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