
谷頭和希(たにがしら かずき)の活動一覧
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谷頭和希(たにがしら かずき)/1997.12.5~

↑近影
主に、チェーンストアのことや、チェーンストアから見ることのできる街の様子について書いたりしゃべったりしています。以下、項目に分けて今までの活動を紹介します。
書籍
2023年6月2日に青弓社より『ブックオフから考える『なんとなく』から生まれた文化のインフラ』を出版します。2冊目の単著です!
ブックオフから考える。
社会と都市と文化の「つながり」を。
日本全国に約800店舗を構えるブックオフは、多くの人にとって日常生活に溶け込んだ存在になっている。しかしこのような「当たり前」の存在になるまでは、ブックオフをめぐりさまざまな議論が繰り広げられてきた。あるときは出版業界の革命家として、またあるときは破壊者として、そしてまたあるときは新たなサブカル文化の創造者として……。
本書は、ブックオフが誕生した1990年代からのさまざまな「ブックオフ論」を整理し、実際に多くの店舗を観察して、「なんとなく性」という切り口から、なぜ人はブックオフに引き寄せられるのか、そして現代社会でどのような役割を果たしているのかを縦横無尽に考え尽くす。
ブックオフはどう語られてきたのか。またその語りに潜むノスタルジーとは。
チェーン店であるブックオフが都市にもたらしたある種の「豊かさ」とは。
ブックオフで「偶然」出合う本の面白さとは。
ブックオフから生まれた音楽、カルチャーとは。なぜアーティストはブックオフからの影響を語るのか。
ブックオフが生み出す公共性とは。「文化のインフラ」の内実とは何か。
チェーンストア論やテーマパーク論で注目を集める新進気鋭の著者が、出版史、都市論、建築論、社会学、政治学、路上観察学など多様な分野の知見を駆使して書き上げたいままでにないブックオフ文化論。
商品紹介文より
また、2022年2月17日には集英社新書より『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』を発売しました。
どんな本かというと、こういう本です。
私たちの生活に欠かせないチェーンストアは都市を均質にし、街の歴史を壊すとして批判を受けてきた。
だが、チェーンは本当に都市を壊したのだろうか。
1997年生まれの若き「街歩き」ライターはその疑問を明らかにすべく、32期連続増収を続けるディスカウントストア、ドン・キホーテを巡った。
そこから見えてきたのは、チェーンストアを中心にした現代日本の都市の姿と未来の可能性である。
ドンキの歴史や経営戦略を社会学や建築の視点から読み解きながら、日本の「いま」を見据える。
おおげさですが、面白いと思います。ドンキLoverもドンキ嫌いも、特になにも思っていない人も、読み終えたあと、どうしてもドンキに目がいってしまうようになる一冊です。
ありがたいことに多くの人に読んでいただき、以下のような書評も書いていただきました。
↑朝日新聞の書評(評者:トミヤマユキコさん)
↑東京新聞の書評
また、現在、ブックオフについての書籍を準備中です。来年(2023年)には出します。
ネットメディア連載
ネットメディアとしては、現在、東洋経済オンライン、西武PARCOのシンクタンク「Across」と、デイリーポータルZ、マガジン航にて連載を行っています。
↑東洋経済オンラインでの連載一覧
東洋経済オンラインでは「ブックオフで生きてきた」と題して、ブックオフに育てられてきた人々の視点からブックオフを再評価する連載を行っています。
↑Acrossでの連載一覧
Acrossでは、大手コーヒーチェーン「スターバックス」を消費社会論の観点から分析する「スタバ・スタディーズ〜「スタバらしさ」をめぐる消費文化論講義〜」という連載をやっています。タイトルおおげさですが、今までにないスタバ論だと思います。
↑デイリーポータルZで書いた記事一覧。
デイリーポータルZでは、さまざまなチェーンストア探訪記や、たまにインタビューなんかもやっています。以下、よく読まれた記事&僕自身のおすすめの記事です。
↑マガジン航の連載「ブックオフは公共圏の夢を見るか」
マガジン航では、「書店業界を壊した」と非難されがちなブックオフをどうにかして擁護できないかを考える連載をやっています。この連載を元にした書籍を現在、鋭意準備中です。
雑誌寄稿
単発で雑誌への寄稿も行っています。
↑
2023年2月号の『群像』「論点」に「テーマパーク論」を寄稿しました。それ以外にも『文學界』・『潮』などにもエッセーを寄稿しました。
ネットメディア単発記事
単発でネットメディアで書くこともあります。
オモコロでは、マクドナルドの店内壁に書いてある絵を「マクドナルド壁画」と呼んで、採集・分類してみました。続編も作りました。
マクドナルド壁画もまとめて本にしたいです。どこかの出版社さん、いませんか。
散歩好きが集まっているサイト「サンポー」でも時たま記事を書かせていただいたております。
実はサンポーでは「国道16号線をすべて歩く」という企画をやっているのですが、いろいろあって止まっています・・
どこかで再開します。
また、ブックオフのオウンドメディア『ブックオフをたちよみ!』でも一度記事を書きました。
チェーンストアの企業案件など喜んで受けますので、なにかあればお願いします。
インタビュー
ぼくのことが一番よくわかるインタビューは、この2つのインタビューです。
チェーンストアについて書くようになったきっかけや、最近の興味、本業(教員)のことなど、ざっくばらんに語っています。
対談
著書などに絡めて対談なども行っています。
『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』の出版時には、ライターの佐々木チワワさん、小説家のカツセマサヒコさんと対談しました。
イベント
いくつかのイベントに出演しています。
横浜にあるネイキッドロフトでは、ライターの佐々木チワワさんとのトークイベント「ビブ横界隈最前線」を月1ほどのペースでやっています。
また、劇作家の宮沢章夫さんの「新・ニッポン戦後サブカルチャー史」の聞き手などもやりました。
↑Aマッソの加納さんをゲストに呼んでお話を聞いたこともありました
メディア出演
最近はありがたいことにテレビやラジオなどにも呼んでいただき、話したりしています。
↑ABEMA PRIMEではチェーンストアをテーマとした回のゲストとしてお話させていただきました。
↑TBSラジオ「アシタノカレッジ」にてライターの武田砂鉄さんとお話をしたときの音声はここから聞くことができます
↑かつしかFMに出演したこともあります
以上、僕の活動でした。
なにか、気になることや依頼したいことがあれば、ぜひ
improtanigashira@gmail.com
までメールいただければ、対応いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
谷頭 和希
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