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かえつ有明中学校・高等学校の先生に、教員向けワークショップを実施しました!

スタッフのゆうせいです!
先日 #かえつ有明中・高等学校にて先生向けワークショップを行いました!

何を隠そう、実はここはゆうせいの母校でして、
IKTで活動をする前からいつか母校で先生方とインプロをしてみたいと思い、ついに実現しました!
今回は⑴7人の少人数の先生方に向けて⑵40名ほどの大人数の先生方に向けてワークショップを行いましたので、その様子をお伝えします!

かえつ卒業生のゆうせいもアシスタントで参加!

■実施内容(少人数ワークショップ)■

・名前呼び
・拍手回し
・名前を呼ぶ、声を届ける
 -瞑って相手を全力で呼ぶ

前半は7名の先生に上記のインプロアクティビティを実施しました。各インプロアクティビティ実施後には振り返りを行います。

隣の人に拍手を回していきます。

特に印象的だった「名前を呼ぶ、声を届ける」

このアクティビティは2人組で名前を呼ぶ人と呼ばれる人に分けて実施するのですが、名前を呼ばれる人は呼ぶ人から呼ばれたなと思ったら「👍」と相手に教えてあげます。どうやったら相手に届くのか色々な呼び方を試しました!

振り返りでは色々な呼ばれ方があったので、その呼び方をする友人や同僚を思い出したや強い呼ばれ方をした際には体ピンっと伸びて怒られた時のことを思い出したなどのフィードバックがありました!

先生方の中でも、声の大きさや声の高さ・低さの変化などで「うーん」となっないる方もいらっしゃれば、「届いたっ!」と明るい顔になっている方もいらっしゃったので、人によって届きやい声はどこか?これは相手と話したり、実際に呼んだり呼ばれたりすることで分かることが体感的に感じとっていただきました!

■実施内容(大人数ワークショップ)■

・拍手回し
・相手をどう見ているか(バイアス)

後半は約40名の先生方に上記のアクティビティを実施しました!こちらも各インプロアクティビティ実施後に振り返りを行います。

この回で印象的だった「相手をどう見ているかゲーム」

このアクティビティは2人組で会議前に資料と飲み物をそれぞれ置きながら世間話などの会話をしていきます。この会話をする際に相手をどのように見ているか?ファシリテーター側から指示があり、それを踏まえて会話を行います!

例えば:
「相手はとっても優秀で、絶対に仕事でミスしない人」
「相手は何をしても失敗する人で、任せると事故を起こす人」
「小さなことですぐ怒り、ひどいと手を出す人」など

振り返りでは演劇的な考え方の「このセリフを通して相手にどう変わってもらいたいか」は実際の人との関わりでは意識できていなかったかもしれないという気づきや、捉え方によって人との関わりが変わるのが意識的に体感できたなどのフィードバックがありました!

全体でのフィードバックの際に先生方がどのような視点を持ってシーンに取り組んでいたのか知った際に「あー!確かに!」と頭にビックリマークが出るような表情をされており、無意識だったことを意識することで見える視点を感じていただきました!

■後日いただいた先生方の感想

教員研修を実施した後、先生方からも直接感想をいただきました。その一部をご紹介します。

「演劇では、このセリフで相手の方にどのように変わってもらいたいのか、どのような表現、行動をすると、相手の変化が起こるのかを考えています」が我々教師にも同様にあてはまるなと心に残っています。自分の表情や相手への意識が影響していることに無自覚なまま、望む変化を相手にだけ求めてしまっていることに気づかされました。

特に「相手をどう見ているのか」のワークが印象的でした。無意識にレッテルを貼っていることがあるだろうなぁと思いました。まずは、レッテルを貼っているかもしれないことに気づくことが大事なんだと思います。無意識を意識に変えるだけでも言動も行動も変わる可能性があります。そのことに気づけただけでも今回のワークは意味があったと感じました。

■最後に

1日を通して、自分自身も発見がたくさんあったワークショップでした!お世話になった諸先生方とインプロをすることができた夢のような時間だったので、また母校でインプロがしたいという想いが溢れてきました!
次またワークショップができるようにパワーアップしてきます✨

素敵な時間をありがとうございました😊

IMPRO KIDS TOKYOでは、学校現場で活躍される先生方に、演劇やインプロの観点からの教員研修を実施しております。
ご興味のある方は、お気軽にお声掛けください。


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