スタッフ紹介 #ゆうせい
―子どもたちと関わる時に大切なことは何ですか?
その子が大事にしていることや思っていることを、できるだけできるようにサポートしようと思っています。そのために、その時に出た言葉が本当かどうか確認することも大事にしています。もしかしたら、その言葉の裏の意味もあるのではないかと思うので、本当は何を言いたいのかを気を付けながら聞いています。
—なぜIKTでの活動を始めたんですか?
自分の思いを体現できる自分が生きる上で大切にしている、「本音を言い合える社会」「ありのままで夢を語れる」ということを、体現する未来を作れると思ったからです。
実は僕は、20歳になるまで3日前まで、劣等感を持っていて自分自身を受け入れられませんでした。フットサル選手になるためにチームに所属していた僕は、なかなか試合に出られない中、練習試合に出られた時がありました。
監督から「試合中に何考えてるの?」と聞かれ、「何か学び取りたい」と答えました。すると、監督から「だから試合でられないんだよ。試合をきめにいかないといけないんだよ。スポーツ選手としての自覚が足りてない、でもできると思うから言ってるんだ。これで言うのは最後だと思うから、ついてこれるんだったらしっかりやろう。」と言われました。
この言葉をきっかけに、自分を振り返る時間を取りました。
自分自身と向き合ってみると、「自分の人生はそんなに悪くないな、面白い人生を送ってきてるかもしれない。」と思え、自分を受け入れられるようになり、面白いことにどんどん飛び込んでいってみようと思いました。
また、大学3年生の時、就職活動をしていた時に選考型のインターンシップで選抜していただき、2泊3日のインターンシップに参加できることになりました。チームビルディングに重きを置く活動で、本当のチームになるには本音がいえないといけないと体感として学びました。ちょっとずつお互いのことを知ったり、自分の見せたくない部分、言いたくない部分を共有し合うことによって、本質的に分かり合えた時に人って優しくなれるんだなあと思ったんです。お互いにいいことも悪いことも知ってる状態で、「自分はこういうことをしたくて、こういうことを成し遂げたいんだ!」と泣きながら本音を言っている仲間の姿が人として輝いて見えていたんです。
そんな中インプロと出会い、今まで自分が感じてきた「本音を言える社会」「ありのままの夢を語れる!」を体験を通して学べる可能性を感じました。
ー簡単な経歴を教えてください。
中高時代にはサッカー部に所属しながら、ミュージカルの活動を行い部活動で有志チームを立ち上げ後の部活動設立に貢献する。
大学時代には教育学科に所属。競技フットサル選手として活動しながら、大学3年時に小劇団に入団し脚本芝居・ミュージカルに出演をする。
大学3年時にインプロと出会い「教育×インプロ」についての研究を行う。
その後、IMPRO KIDS TOKYOのファシリテーター育成プログラムの1期・3期を修了し、現在はスタッフとしてアフタースクールを中心に活動をしている。
取得資格:中学校教諭一種免許状(社会科)・高等学校教諭一種免許状(社会科)・特別支援学校一種免許状
ー自分に3つハッシュタグをつけるとしたら?
ー通ってみたい方に一言
インプロをして実際に今起こったことを話し合えたり、日常を振り返って自分自身を客観的に見ることは、自分の人生を豊かにしてくれます。
そして続けていけばいくほど発見があります。僕自身、今も講師の仲間たちとワークを受けるたびに、発見があります。
自分のことがよくわからないな…と思ったらまずはインプロをしてみてほしいです!