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どんな戯曲を書きたいか~究極の戯曲とは~

一人芝居の公演の準備を進めています。
そもそも、戯曲を書くのが好きで、長々と書き続けていました。戯曲の定義は、諸々ありますが、舞台で演じることも想定した物語、ぐらいの気持ちで使っています。

物語を書くのは子供の頃から好きで、寝る前には、いつも物語を考えていました。時に短編を、時に数日にも及ぶ長編を。いくつもの物語を初めて、いくつもの物語を終わらせました。

たぶん、だから、インプロが即興演劇が好きなんだと思います。たくさん作れて、たくさん終わらせられるから。

一人芝居やモノローグを書いているのも、短編が書きやすく、すなわち、たくさん作れるから。

最終的には、究極の戯曲、なるものを書きたいなと思っています。せっかく書くなら、目指したいなと思います。あと、書き手側に仕事があるなら、こういうことだなと感じるからです。

僕の中では究極の戯曲は、セリフとト書きを読んだり行うだけで役者も観客も楽しめる戯曲、のことを指します。つまり、書いてあることをやるだけで良い、と言い切れる戯曲を書いてもたいなと思っています。

即興演劇は数年やっています。つまり、演劇も数年触れています。戯曲芝居をするのは、苦手だし下手だし、やれません。だからこそ書きたいのもあります。苦手で、下手な、僕が楽しめる戯曲を書きたいなとも思っています。

演劇を作る際に、役者も演出も読解して、戯曲をより良く立体化するために尽力します。
より良く。此の部分が文字通り、より良く、で、あって欲しいと思っています。

楽しいことが前提なのです。
面白いことが前提なのです。
素敵なことが前提なのです。

誤解を恐れずに言えば、難しい戯曲、とか、力が試される戯曲、とか、悪口かなって思っています。
そもそも、もっと適した表現があると思うし。

そういう、つもりで、公演に向かう戯曲は書いています。改定しています。

あと、大前提として、僕の書く戯曲は、全て大喜びして読み返すくらい好きです。好みです。書きたい方向性はあるから、なおさら機能について考えているのかもしれません。

僕みたいな人は楽しめると思うので、書いた戯曲を読んで欲しいです。

https://note.com/impro_jam_wing/m/m76cea0db9713

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