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【転職決定】経歴弱め30代子持ちHSS型HSP (2/2)

前編の続きです。
お時間があればこちらを先にお読みいただければ、より内容がスムーズに入ってくるかと思います。

2024年2月上旬~: 軸の深堀り、再構築

2月上旬、井の中の蛙も、状況的にこのままではマズい事には気が付いていたので、自分の軸を再検討しました。
家族とも、もう一度話し合い、希望をしぼり切れない事は、もう仕方ないと割り切り、その中で順位を付ける事にしました。

一位は、やはり「キャリアアップ・自己成長できる環境」でした。

・家庭事情もあり、十数年後には、自分が家計を支える立場になること
・人生100年時代を生きている事

これらを考え、このままのスキルで年を重ね、働く上での選択肢が更に狭まった未来を迎える不安には、勝てませんでした。
休日返上で、ゴリゴリ働いてスキルアップする、てのは無理でも、自分なりにでもステップアップできる環境を探すことを、最優先とする事にしました。

そして、仕事で成し遂げたい事がない、という部分も深堀り。

もっとカジュアルに、「どんな時に喜び・やりがいを感じるか」という観点で、自分の気持ちに着目しました。結果、いくつか共通の想いが浮かんできて、そこを軸にしました。

この気持ちの軸により、業界・業種を完全に絞る事はできなかったものの、以前よりも、根拠を付けて、企業を選べるようになりました。

2024年2月中旬~: 千と千尋の神隠し方式エントリー、再び

2月中旬の崖っぷちカエル、ひたすら求人検索の日々でした。気になる企業は、とりあえず、致命的に嫌じゃないければ、応募する。というような、形に切り替えました。

企業には申し訳ないけど、気持ちは50%でも受ける、入社は、受かってから考えるという姿勢でした。

今思えば、これって割と、普通の事だと思うのです。恋愛とかでもそうじゃないかな。

気になるから始まって、
相手を知って、
より気持ちが強まる。

逆に最初の印象が良すぎるのって、自分の中の想像が働きすぎてて、後々「思ってたとの違う…」の発生フラグじゃないかと。

最初から、そんなに気持ち高まってなくても、進めたらよかったのでは。(気づくの遅)
変に真面目だから、困っちゃう☆

求人サイトも幅を広げ、とにかく見漁っていました。そんな中、初めて目にする、転職情報サイトにたどり着きました。

そこには、例えば「リモート」や「女性活躍」など、テーマ別に最新の働き方に取り組む企業が、まとめられていました。マイナビ転職とかにもあるけど、一つ一つの企業に対して、内容がかなり濃密でした。

求人サイトではないものの(企業紹介にとどまっていて、直接応募は不可)、企業紹介の他にも、転職ノウハウ等、結構しっかり書いてあって、個人的に超優良サイトだと思いました。tipsの方に載せときますので、ご参考までに。

最初は、求人目当てで眺めていたわけではなく、色んな企業を見すぎて、転職活動も疲れてきたので、

「最先端の素晴らしい取り組みをしてる会社もあるもんやなー。日本も捨てたもんじゃないやん(上から目線やめろ)」ぐらいの気持ちで、ぼやっと流し見していました。

そんな中、一つ、どうしても流し見で留められない企業の記事がありました。衝撃が走った感覚がありました。

詳細は長くなるので割愛しますが、自分の軸に、全てどんぴしゃで重なる企業があって、直感的に「応募しない理由がない」と感じました。

記事の中には、積極的な採用活動はしていない、と書いていたけど、公式HPに行くと応募できるページがあったので、熱い志望動機を載せて、応募をしてしまいました。。。

ここで働かせてください、だと?

実は、前職に入る時も、こんなことしてました。
求人案件を見て、求人を扱ってる会社に「この求人まだ有効ですか?」みたいな電話をして、応募しました。

またこんなことやってるわ。人間、簡単に変わらねーw

そんな風に思いながら、期待半分で過ごしていた所、翌日に「是非お話しがしたい」とのご連絡をいただき、一週間後にweb面談をすることになりました。

2024年2月下旬~: いきなりのラスボスたち登場の面談。先行き不透明すぎる選考⇒内定

面談実施&初回面接でいきなり代表と役職者2名が出てくるとの事で、焦りまくり。
早急に想定回答集を作成し、面談までの一週間、とにかく暗記レベルで練習しました。

子供と公園で遊んでるとき、買い物中、ママチャリで走っている時、料理をしている時、場所を構わずつぶやいているさまは、冷静に見て、不審者以外の何者でもありませんでした。

しかし、一時的な不審者になって、職を得られるのであれば、完全にそっちを取ります。なりふり構わず出来る事をやりました。

1才の娘も、お風呂に入りながら、突然勝手にしゃべりだす母の姿には、戸惑いを隠せないようでした。(スマン。)

そんなこんなで、面談当日になり、母に娘を預けて、いざ面接。

30分という非常に短い時間で、どんな風に進むのかも見通せず、ドキドキしていましたが、
・経歴 ・志望理由 ・希望職種 ・逆質問 のような流れでした。

緊張しすぎて、ほぼ覚えていないですが、致命的に変な事を言った記憶はなく、何度かお褒めいただきながら、終わりました。

…しかし、いつも通り上手くは話せなかったので、手応えは0。不安しかありませんでした。

「一週間根詰めてやってもこれか。はー、ホンマ面接って無理やわ。」

心からそう思い、落ちてても仕方ないと考え、再び求人探しをはじめました。

数日後、先日面談してくれた方から返信が。
「あなたにはこの仕事内容をしてもらいたいですが、できますか?」みたいな内容の連絡でした。その内容は面接で、希望したような内容でした。

!! これ前向きに進んでる!?
とめちゃくちゃ驚きつつ、できると回答しました。

その後も、代表からの雇用契約の話に移るなど、どうやら前向きに進んでいるような流れでしたが、確信的な言葉がなかったので、思い切って代表へ、現状の選考状況を確認しました。

これもtipsでまとめますが、今回の応募はいわゆる「オープンポジション」のような形で、一般的な形(募集要項があって、そこに就く事を想定)のではなく、採用ページの要項もざっくりした記載しか無く、具体的な待遇や選考プロセスも不透明でした。

いくら内定をもらえても、転職は入社してからが本番なので、選考プロセスに限らず、疑問点や不安をつぶしていくのは、選考の段階から必要だと思い、代表に直接聞いていいのかは不明ながら、聞きました。

そんな不躾な質問にも、代表自ら誠実にお答えいただきました。

その後、雇用条件についてもしっかり確認し、(これにも、代表が細かく答えてくださった涙。)2024年3月上旬、正式に「内定」の返答をいただきました。

【おわりに】大事なのは転職の軸。マイペースと諦めないこころを持って。


今これを読んでいらっしゃる方は、既にさまざま転職に関する事は調べられている事でしょう。

どこにでも書いてると思いますが、転職の軸(=なぜ現職を辞めたくて、やめてどうなりたいのか。どうなったら幸せなのか。)は、しっかり持っておいた方が、確実にスムーズにいきます。断言できます。

そして、この軸というのは、完全に自分だけのもので、他の人の真似は出来ません。

ネットには大量の情報が溢れかえっています。

「ホワイト企業 一覧」「年収●万UPで、最高な日々!」

これって、書いた人にとってはホワイト!最高!かもしれませんが、それが自分に当てはまるかは、全く保証されていません。誰かのホワイト、は自分にはグレーか黒かもしれない。その逆も、あり得るのです。

(私も、途中挫折したとき、本気で「ホワイト企業一覧」と書いている企業を、上から順番に受けて行こうかな、くらいに思っていましたが…。)

何事もそうですが、やっぱ100%うまい話って、そうそうないのです。

・残業皆無で、難しくない仕事なら、自分の時間は確保できるけど、成長は期待できない。

・急成長企業なら、成長やスキルアップは見込めて、年収もいいかもだけど、プライベートの犠牲はあるかも。

今の自分に何が必要か、それはその時の自分しか答えを持っていません。

そして、企業という人間の集まりに新たに入っていくのは、やっぱ簡単なことじゃないし、それで当然です。

相手ありきの事って、1対1でも難しいのに、対企業となると、もっと沢山の人が関わっています。

どれだけ細心の注意を払って対策しても、やっぱダメな時はダメです。
選考に落ちると傷つきます。(HSPだと特に)

だけど、軸があれば、それを杖にして、また立ち上がれます。

自分だけの軸をしっかり準備するのが成功への近道で、私のように、無意味に傷はつけなくて済むと思うのです。

傷ついたら、休んで、また軸通りに動いて。
簡単ではないけど、それ自体が確実に、大きな経験になってます!!

私の転職先の志望動機も、実は転職活動を通して得た気持ちがベースになりました。
だから、無駄な行動なんてない、と私は信じています。

アンテナを張って、進み続けてください。

そして、内定は入り口で、本番は入社後です。新しい所で働いて、幸せになった!と感じれたら、それが転職成功、だと思っています。

そういう意味では、私もまだ道半ばです。

でも志望企業の内定まで得られたら、成功かもしれない舞台の扉の鍵を手に入れた事になると思います。
そして何より、成功にするのは、その先の自分自身だと思います。

あなたの貴重で、何よりも価値のある人生、その大きな時間を占める仕事。
それに相応しい舞台の扉の鍵が、見つかりますように!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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