富士フイルムの魅力
元々Canon使いだった私はX-E4と出会い富士フイルムへと乗り換えを決断した。
『軽量コンパクトである事』
『素直にイイ!と思える描写である事』
『デザインが美しい事』
これを見事に体現しているのが富士フイルムだった。
私はX-E4を使い始めて
『これはかなりの変態ブランドだな』
とすぐに気付いた。
私の好きな『スズキのバイク』に非常によく似た哲学を感じたからだ。
通常、会社は『たくさん売れるモノ』を作ろうとする。
しかし富士フイルムは『作りたいモノを作る』会社なんだなとすぐに分かった。
製品に対するコンセプトやユーザーに提案したい哲学が非常に明快だからだ。
本当のカメラ好きが集まって作ってる事が良く分かる。
『人間の感覚を大事にしてます』
とカメラから言われてるようだ。
私は道具に対して求める比率が決まっている。
『感覚値7、性能値3』
私独自の『7対3の法則』だ。
過去に何台買ったか分からない位車とバイクを乗ってきたが、長く付き合ったのは上記の法則に当てはまったモノだったという経験則から来ている。
どの分野も未知の世界の道具を買おうとした時、人は性能を基準に選ぶ傾向があると思っている。
根拠は未知のモノに対する不安から来てるのではないかと推測。
そして慣れてくると性能値から感覚値へとシフトしていく。
初心者から上級者へ移行すると全てがシンプルになっていく構造の所以。
その黄金比が『7対3』だと個人的に結論付けている。
初心者モデルから上級者モデルまでのラインナップ戦略が非常に上手い。
それを見事に体現しているのが富士フイルムと言う訳だ。
私は見事に富士フイルムの術中にハマってしまい、とうとう
『富士の病』
にかかってしまった。
私は10年以上前から『スズ菌』と言うスズキを愛して止まない者に与えられる称号を頂戴してしまっている。
(※Kawasakiのバイクを愛するカワサ菌なるモノも存在する)
『まさか人生で2つも...。』
私は武者震いしながらも富士の病に対し向き合って行く事を決意した。
『やるなら徹底的に。』
『圧倒的な気持ちで。』
共感したぞ富士フイルムよ。
あなたにとっての富士フイルムの魅力とは?
ありがとうございました。
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