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RICOH GR3『富士フイルムとの違い』

GR使いでもあり富士使いでもある私がザックリと違いについて話しをしてみるこのコーナー。

項目別に個人的主観で簡単に比較してみる。

『デザイン』
実用性重視のGR3とクラシカルデザイン重視の富士フイルム。GRは装飾や演出を排除し『目的を達成する為の道具』に徹している一方で、富士のカメラは『デザインも性能の一部』として捉えている印象。クラシカルなモデルが多い。

『画質』
色味やシャープさ等様々な要素があるが総じて富士フイルムの方が精細に写る印象がある。

フィルムシミュレーション『Acros』


近距離では同等、中、遠距離撮影ではやはりレンズ交換式の富士に軍配が上がる。
『富士と言えば画質』とメーカーの人間が公言してるだけあり画質へのこだわりは凄まじい。

Acrosの美しさとリアルさを感じる


画質はレンズの性能に依存する比率が高いのでやはり富士に分がある。

GR3の本気


『GRレンズ』の名を冠するGR3の画質も素晴らしく圧倒的なキレを感じる。

色味
富士フイルムと言えば『フィルムシミュレーション』が非常に有名で往年のフイルムを模した20種類のエフェクトを楽しめる。

富士フイルム『PROVIA』


一方、PENTAX、RICOHの方も実は多くのエフェクトを搭載しており、PENTAXについて数で富士フイルムを上回る事はあまり知られていない。

RICOH 『ネガフィルム調』


PENTAXでは『雅』『里び』『ほのか』RICOHでは『ポジフィルム調』『ネガフィルム調』『ブリーチバイパス』等が富士のフィルムシミュレーションに相当するクラシックな味付け。
どちらも素晴らしいクオリティ。
シーンに合わせて無限に楽しめる。

『操作性』
これはGRの方に軍配が上がる。
『必要な操作を最速で』をコンセプトに作っているだけあり一眼カメラと比べて比較的シンプルで直感的に使いやすい。

計算し尽くされたデザイン


幾度となく配信アップデートを繰り返し、ユーザー目線で新たな機能やパラメーターの追加など『使いやすさ』を徹底的に追求しているのがわかる。
一方富士フイルムの場合、数ある機能の中から必要なモノを選び、それぞれのボタンにアサインしてオリジナルを確立していくスタイルとなっており、使いやすくする為に追い込んでいく印象。
初心者の人が使いこなすには富士フイルムの場合、少し難しいかも知れない。

異なる2つを比べて分かった事はシンプルに『求めるモノが違う』という事。

『自分のスタイルに合ったカメラを選ぶ』

簡単なようで中々出来ない奥深さを感じた。

皆さんはどう考えてるだろう?

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