【インパクトボックス】VOL.1-2 ゲスト:新井耕平さん
こんにちは。インパクトラボ・スタッフの藤枝 樹亜です。
インパクトボックスでは、「グローバル×SDGs×2030」をテーマに会話口調でオンラインダイアログを発信していきます。
そして第2回からはインパクトラボ・スタッフの藤枝 樹亜と畠 麻理奈が、ゲストの方をお招きしテーマについてダイアログを展開していきます。
記念すべき最初のゲストは、新井 耕平さん(立命館大学情報理工学部情報システムグローバルコース1年)です。
私と畠、そしてゲストの新井さんは全員別の立命館付属校出身で、2021年3月に行われた立命館Next Leader Programで同じグループのメンバーとして出会いました。
立命館Next Leader Program以来の再開
畠:立命館Next Leader Program以来やね。久しぶり!
藤枝:元気そうで安心した!
畠:耕平くんはNLPどうやった?何が印象に残ってる?
新井:自分のアウトプットにフォーカスしてたけど、他の付属校にはどんな人がいるのがわかってよかったかな。慶祥には自主的に動くプログラムが少なくて、もっと積極性を伸ばせるといいなと思った。
藤枝:長岡京・宇治・守山・慶祥それぞれのカラーが結構出てたかも。笑
NLPが3月に終わって、大学に入ってから今はどんな感じで過ごしてる?
新井:僕は情報理工学部のISSE(情報システムグローバルコース)という英語で学ぶコースに入ったんだけど、コロナウイルスの影響があってまだ海外の生徒の半分くらいは日本に来ることができてないんだよね。だからまだ本格的に始まった感はない中でだけど、少し思ったのが、日本語で勉強するコース・学部の方が起業とかプロジェクトをつくるとかはやりやすいのかなって感じてる。人種が違ったり、価値観が大きく違ったりするから同じ方向に向かって何か頑張るっていうのが結構難しい。でも逆にいろいろな人がいて多様性がある学部だなとも思う。
藤枝:確かに。私は経営学部にいるけどそういうことをやろうとしている人が多いから、逆に起業やプロジェクトはすごく身近な感じがしてる。耕平くんは理系学部の中でもグローバルなところにいるからプロジェクトとかガンガンやっていきやすいのかなと思ってたけど、多様な人がいて面白い分一つの目標に向かうのって難しそう!
新井:学部とかコースの中だけの人間関係に固執する必要はないなと思っていて、違う大学の人とかとも関わっていきたい。
畠:それは確かにそうやね。学内も学外も、国内も国外も、いろいろな人と関わっていきたい!
藤枝:反対に、情報理工学部の情報システムグローバルコースにいるからこそ学べる事・享受できることは何?
新井:自分がいるコースでは専攻みたいなものがないから、情報理工全般について英語でしっかり学べるところ。他のコースにはないと思う。だからこそコースの中の人たちがそれぞれ興味がある分野も違うんだよね。
大学で力を入れている3つのこと
畠:これまでの話を踏まえて、大学でこんなことを頑張りたいとか挑戦してみたいってことは何かある?
新井:さっきも言っていたように僕は大学の友達に固執する必要はないかなとおもっているから、むしろ立命館大学以外の知り合いと何かやりたいという気持ちがある。具体的には3つ大学で頑張りたいことがあって、1つはVRチャット。VR機器をつけてオンライン上で話ができるんだけど、今その界隈がすごく盛り上がっていて、ライブやDJイベントが開催されているんだよね。実空間と同じように様々なことが体験できるようになっているから、僕はそこに新しいコンテンツを生み出したい。例えばボードゲームができるワールドをつくるっていうのはもうやってみている。
畠:もう実際に始めてるん?!
藤枝:うまくいったらお金になりそうなアイディアやね!
新井:確かにそうかも。あとはVRチャットを使ってランゲージエクスチェンジイベントにも参加していて、毎週金曜日と土曜日に日本語を学びたい外国人と英語を学びたい日本人が50人くらい参加してる。VRチャットではいろいろなことができるから、その中でたまに手助けをすることもあるよ。
藤枝:お、キーワードの「グローバル」やね。私も同じようなイベントをやっているけど、VR空間でっていうのが面白い!コロナ禍になってからオンラインのいいところにはたくさん気づけた気がする。コロナが終息した後でも、オンラインとかVRみたいなコンテンツの人気は続いていきそう。
畠:頑張ってる・頑張りたいことの2つ目は何?
新井:塾講師を始めたこと。もともと人に物事を教えるのが好きで、向いてるってわかったんだよね。僕はボードゲームが趣味でたくさん持っているんだけど、ボードゲームはものによってルールが違うから、友達にわかりやすく短時間でルールを教えていたら自然とその能力が上がってたんだ。能力を認めてもらって給料を上げてもらえたのが嬉しかった!
藤枝:ええ、すごい!!
畠:大学にとらわれずいろいろなことに挑戦しているって意味ではすごい充実してるんやな!
新井:そうだね。3つ目はボードゲームカフェでバイトをしていること。
藤枝:ボードゲームカフェなんてあるんや!好きなことを仕事にしてるのすごい!
新井:長い間ボードゲームカフェをやっていたのと、高校生の時自分でボードゲームカフェを立ち上げた経験が役に立ってるかな。ほぼ任せてもらってるから一人でカフェを回すのも楽しいんだよね。1回生の今は授業のコマ数が少なくて課題も少ないから今は他のことに力を入れられる。
畠:私は国際関係学部のグローバルスタディーズコースにいるんやけど、逆に1回生が大変な時期。カリキュラム的に定期試験がないから授業態度とか発言、レポート、エッセイ、プレゼンテーションとかで点数が決まる感じ。1つ1つのウエイトは大きくない分積み重ねていくのが大変!勉強以外やと自分が小さいころから受けてたディズニーの英語システムでインターンをしてて、子ども達にオンラインで英単語を教えたり一緒に英語の歌を歌ったりしてる!樹亜は?
藤枝:私はNLPが終わってからの話でいうと、当時から入りたいって話をしていたSustainable Weekという学生団体に入った。さっきも話してたみたいにランゲージエクスチェンジイベントを毎週やってて、高校生の時は参加者側やったのが、今はマネジメントをする側に入っていて楽しめてる!最近はLGBTQ+みたいに、SDGsを絡めたトピックも取り入れるようにしていて、海外の人と社会問題について話し合える機会って珍しいからとても貴重やなと思ってる!他にも学生団体に入ったりいろんな関わりをもったりして、耕平くんが言っていたみたいに学外の人ともどんどん関わっていきたい。NLPでは留学もしたいって言ってたけど、3月に宣言したことと今思ってることはまた変わっているところもあるかも。
畠:耕平くんは宣言したことと変わったこととかある?インプットとアウトプットの話をしてたよな。
新井:効果的なインプットと大々的なアウトプットの話をしたね。NLPの事を踏まえていうと今はアウトプットをするためのインプットの時期だと思っている。成功するためにはキツイ仕事(金銭面・精神面など)をする経験をした方がいいと個人的には思っていて、それが自分にとっては今やっている塾講師なんだよね。生徒ごとに会った教え方をしたり、時間配分を考えないといけなかったり、受動的にやっていたら得られないものを獲得出来たらいいなという風に期待してる。
畠:「やってやるぜ!!!」って感じかと思ったら堅実なタイプなんや!地に足がついている感じがしていいな。
新井:インプットをしていくうちにアイディアが生まれているんだけど、今1つ考えているのが、「不動産×情報理工」の組み合わせで何かできないかなってこと。自分の家が持っている不動産と、自分が学んでいる内容を掛け合わせて何か新しいことがしたい。例えばどのマンションを買ってもらうかを不動産業者の人が決めるのではなくて、AIを使って決めたり、AIに家賃を決めさせたりすれば、人件費を省いて不動産の仕事ができるのではないかなと考えているところ。そういう自分が持っているリソースを掛け合わせることには興味がある。他にもさっき話したVRも興味があるから、情報理工で学んだことは大切にしていきたい。
畠:なるほどね。学んだことを将来に活かせるのはすごくいいと思う。そんな耕平くんは大体10年後、2030年くらいにはどんな風になっていたいと思う?
新井:10年後か・・。まず気になっているのは海外で何かをすること。だけどAIやVRみたいなことをやっていくなら住んでいる場所は関係なくなるなとも思うんだよね。だからこそ具体的にこの国に住みたいとかはないんだけど。他は自分が持っているリソースだったり興味のあったりする不動産とかVRを活用して何かをしていたい。
藤枝:コロナのこともあってオンラインというものが今まで以上に活用されるようになってきたから、10年後は住む場所を選ばずにできる仕事も増えそうやもんね。
畠:10年後って随分先に見えて結構すぐに迫ってきそう。でもなかなか見通せない部分が会って難しい。10年後は3人とも、今よりもっともっと輝いていたいよね!!
いかがでしたか?最後までお読みいただきありがとうございます。
インパクトボックスでは今後もさまざまな切り口からダイアログを進めていきます。乞うご期待!
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