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探究DAY開催レポート【群馬県立館林女子高等学校】

 こんにちは。インパクトラボの豊田です。

 3月23日(火)に群馬県立館林女子高等学校にて探究DAY2020を開催しました。探究DAY2020では、「館女の女性学ー女性の生き方探究ー」と「女性学実行委員会」の1年間の活動発表を行いました。

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 「館女の女性学ー女性の生き方探究ー」とは、館林女子高校で「総合的な学習の時間」として開講されている独自のカリキュラムのことで、「女性としてこうあるべき」という社会通念に縛られることなく、1人ひとりが才能を開花させ、自分の人生を自分で選択して生きていくための力を身につけることを目標としています。SDGsの目標5「ジェンダー平等と女性のエンパワーメント」を基礎として学び、その視点を踏まえて、SDGsすべての目標の課題解決を目指します。一般財団法人三菱みらい育成財団による「心のエンジンを駆動させるプログラム」の2020年度助成事業に採択されています。

活動報告1 | 1・2年生の取り組み

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 今年度、1年生は「自分ごと探究:館女生×SDGs新聞記事」をテーマに、自分自身の興味のあるものや身近な疑問から問いと仮説を立て、SDGsのゴールと結びつけながら研究を行いました。また、2年生は「沖縄×SDGs探究」をテーマにSDGs探究を行いました。例年であれば、沖縄県へ修学旅行に行っていますが今年度は新型コロナウイルスの影響で実施することができず、探究学習の時間を使ってチームごとに設定したテーマから、沖縄への理解を深めました。

活動報告2 | 女性学実行委員会

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 その後、女性学実行委員会の活動報告も行いました。女性学実行委員会とは、女性学の授業を受けて、「もっとSDGsや女性学について学びたい」と意欲のある生徒を中心に組織されています。女性学実行委員会に所属する生徒は、授業運営を行ったり課外プログラムに参加したりしています。探究DAY2020では、女性学実行委員会についての説明と今年度行った主なイベント3つについて報告しました。その中のイベントの1つである「カンジョゼミ」の実施レポートも公開しておりますので是非ご覧ください。

講評

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 講評では、インパクトラボの上田より「コロナによって予定不調和な1年となったが、オンラインも活用してたくさんの取り組みを行うことができた。今日の探究DAYを今年の振り返りと来年度に向けて考えるきっかけにすることで、来年以降の探究の授業で自分の本当に好きなことを追求していってほしい。」というメッセージと「全校生徒が取り組む女性学で、全国のロールモデルとなるような取り組みや成果を今後も期待している。」というエールが送られました。

さいごに

 最後までお読みいただきありがとうございました。インパクトラボでは、高校生を対象とした教育プログラムの企画・運営やSDGsに関する講演・セミナーを実施しております。気になる方は、インパクトラボの公式HPから活動をご覧ください。


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