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もりやまキャリアチャレンジ Mentor's Review#1

 こんにちは!Withチームとバイオメンタるプリキュアチームのメンター、「おかちゃん」こと、岡村謙一です!
 現在、立命館大学生命科学部4回生で医療政策・管理学研究室に所属しています。正課外の活動として、イノベーション教育に関する活動であるEDGE+Rプログラムの学生スタッフの代表をしています。今回はその関わりでサポートを行うことになりました。

このnoteでは、もりやまキャリアチャレンジでメンターとして関わってきた「わたし」の感想を記載したいと思います。

私が担当したチームは以下の2チームです。
・県立守山高校1年生、2名で構成されている「バイオメンタるプリキュアチーム」

・同じく県立守山高校1年生、2名で構成されている「Withチーム」

不安が募る滑り出し

 まず私がもりやまキャリアチャレンジの概要を聞いた際、高校生が起業できるくらいまでに導く、それなりのレベルまで高校生と一緒に作り上げるということを聞きました。率直に「時間的にも、能力的にも期間的にも起業できるレベルのものを作り上げるのは難しいんじゃないか」と思った記憶があります。

 更に私が担当することになった2チームは高校一年生。私の高校一年生の頃を思い返し、これは厳しい戦いになるのではないかなあと。なぜならば周りはプレゼンやピッチ、更には、立命館守山高校の生徒は上田さんが週に一回みっちり教えている生徒さん。そりゃ、叶うはずがないと。
なので私は、無理に高いレベルを提示するのではなく、やる気がなくならないくらいに楽しんで活動することを目標としていました。今回参加してくれた4名が参加した実績となり、来年度以降も県立守山高校生が参加してくれればいいかなと考えました。

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 しかし、活動が始まるといい意味で期待を見事裏切ってくれました。
 最初の方は、1つのチームはメールの返信もなし、もう1つのチームはZoom出来たけれど、LINE以外のSNSを使ったこともないとイメージ通りの状況でした。次に、山下先生のキャリアゼミがあった時には、全チームがスライドを作成して発表したのですが、スライドを用意した形跡もなく、大丈夫なのだろうかと思っていました。ただただ、驚くべきことに2チームともしっかりとスライドを作ってきていたのでした。しかもプリキュアチームはなんとゼミ開始時には、スライドを作っていないことに気づき、自分の番が回ってくる発表までの時間に作成してプレゼンしたというから。大変驚きです笑

ピンチをチャンスに変える力

 そこから両チームの快進撃は始まりました。中間発表会の時には、コメンテーターの方からボコボコにされたような雰囲気を出している立命館守山チームが落ち込んでいると聞きつけたプリキュアチームは「私たちもともと底辺から始まってるからな、いまがチャンスやん!」と。ポジティブマインドで活動を進めました。そして、県立守山の両チームがFuture Labに集まり、上田さん、杉本さんにアドバイスを頂きながら作業をするたびにガッツリ成長し、深夜までミーティングを継続し、最後までコツコツと努力を重ねてきました。

 そして、最終発表会ではバイオメンタるプリキュアチームがコカ・コーラ賞、旭化成賞のダブル受賞。またWithチームは惜しくも賞を逃しましたが、審査員の一人の山下先生からは全チームの中で最高評価を受けることが出来ました。私は運営席で見守っていましたが、当初からの成長度合いに胸が熱くなり、泣きそうだったのは言うまでもありません。最初の私の予想は完全に裏切られ、最初は、すごいと思っていた立命館守山チームを超える勢いで成長し、さらに結果まで出してくれました。

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 私の指導が特別優れていたということは決してありません。ただ、彼女らが圧倒的に実力の差を感じつつも与えられたチャンスや助言を貪欲に活用し、絶えず努力をした結果の現れだと思います。(中間発表の際に上田さんから言われた言葉で「両チームともおかちゃんより優秀じゃん」と言われたのは、まさに本当にその通りだったと笑)

さいごに

 最後になりますが、今回Withチームとバイオメンタるプリキュアチームにはたくさんのことを気づかせてくれました。皆さんのメンターになれてとても幸せです。

 これを読んでいる皆さん。4人の活動はまだ終わりません。これからも貪欲に色んな人を巻き込みながら前に進んでいくと思われますので、ぜひ何かしら、ご一緒にできればと思います。

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