感謝の気持ちを形で表す
キチナングループの吉南運輸では、サンクスカードという小さなことに感謝するためのカードを送り合っています。
私が入社する前に、一度、実施していた時期があったそうなのですが、途中で書く人が少なくなり、徐々に、収束していったと聞いています。
しかし、ちょうど一年前に、「管理職が感謝が足りない!」とので、再び再会したサンクスカードの運用。なんとか1年間、続けています。
サンクスカードを運用する上で、
継続的に、お互いに感謝しあえる仕組みがとても大切だと思っています。
特に、下記のことは1年続けてこれた中で大切だと感じています。
・手書きで書く
・幹部は、最低7枚以上書く
・一番少ない人が集計担当になる
・多く送った人、多くもらった人が表彰されて、金一封が貰える
「お金で釣るなんて最低だ!」と思われるかもしれませんが、お金や多少の強制力は、ひとつのきっかけだと考えていて、「お互いに感謝しあって、お互い尊重しあい、気持ちよく仕事ができれば良い」と私は考えています。
そして、「1ヶ月に7枚書かないと!」と焦ると、当然適当なことは、書けません。
今日、何かあったかなと一日を振り返ると、ひとつは、感謝することを考えるようになるのです。
そして何より、感謝は形に表すことが大切だということです。
「日々、私は感謝しています。」と想っていても、想うだけでは伝わりません。
やっぱり、何かの形に表して、相手に伝えることで初めて、感謝の想いが伝わるのです。
もちろん、口頭で「ありがとう!」を伝えるのは大事なのですが、紙で物理的に渡すと、
もらった人はもちろんですが、あげる人も手で書くので、覚えながら書きます。
非常にアナログですが、案外大事だなとこの1年を通じて感じています。
ちなみにですが、私が10月度の集計担当でした。手書きですべてサンクスカードを運用しているので、非常に手間がかかります。
紙で運用するのが良いのか、デジタルで運用するのが良いのか、集計しながら悩みました。音声入力をして、出来る限り効率化していますが、それでも時間が1時間ちょっとかかりました。効率化をするところと、あえて効率化をしないところを見極めることがやっぱり大事だと、サンクスカード集計をして感じました。
退職理由の中で一番多いのが、「人間関係」と言われていますが、結局は、本人と会社、会社と上司、上司と部下のコミュニケーションにあると思っています。
キチナングループ全体でやっていないのでまだなんとも効果は分かりませんが、1年間やってみて、良かったのでもう少し継続してみます!ただ、集計業務は辛いのでこれはもう少し簡素化したいです。