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感性を磨く街歩き

自分軸という言葉が
流行りのように使われているようでならない。

オンラインでのやりとりでも
『自分軸でやっていますか』
と度々耳にする機会が増えた。

そもそも自分軸ってなんだ?
と感じてしまう意地悪な私がいる。

では、自分軸らしきものは
簡単に身につけて自分軸で生きられる
ようになるか
訓練は必要だろう。

私は、感性を磨くことが
実は自分の幹を見つけるために
重要だと感じている。

アーユルヴェーダにも共通することがある。

アーユルヴェーダでは健康とは
肉体・精神・魂・感覚器官が健やかな
こと
とされている。    

この感覚器官は
感覚器官が喜ぶ状態である。
目や耳、鼻、口など五感で感じる喜びがない
と健康とは言えない。

あまり意識したことがなくて
これらが健康に含まれるのが
驚きであった。

昨日故郷の街を久しぶりに
歩いた。
少し古びた街並みに
カフェや花屋、スーパーが新しく出来ていた。
都会的な雰囲気はなく
優しい懐かしいお店ばかりだった。
街を歩き、幸せな満腹感を味わった。

まさに感覚器官を使う経験だった。

自分が何をどんなふうに感じるか。
美しく感じたり
ワクワクしたり
味を噛みしめたり

そういった経験から自分の本来の姿、
自分軸らしきがやっと少し顔を出すのか
と思っている。

感性を磨くは、感覚器官が喜ぶ経験を
繰り返し、
自分の持っている価値観を
見つけていく宝探し
みたいなものかもしれない。

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