看護師から学ぶ日々
世の中全く同じ人なんて存在しないし、全く同じ考えを同時にする人なんていない。居たとしてもそれはマグレであって必ずしも一致させることなど出来ない。
お恥ずかしながら先日から不明熱で入院している為、多忙から逃れる良い機会と言うこともあり、わたくし芋太郎はブログを書き始めてみました。
日頃から人間観察や人の特徴・癖を見るのが趣味であり、人がどんなことを考えてるのだろう?とか、楽しいのかな?とか、怒ってる?とか常々考えています。
そこで今回は、私が入院してふと気付いたこと。
と言うのも、あくまで私自身が感じた事であったり、想像であったりするものであり、決して正解では無いと言うことだけは理解していただきたいです。
看護師から学ぶ人間関係
入院していると毎日色んな看護師さんが私のお世話にやってきてくれます。そんな中たくさんのタイプ(ここで言うタイプは性格の方)があることに興味が湧き、毎日が面白いです(笑)
そもそも今回なぜブログに書こうかと思ったのか。
面白トークなのであれば、すべらない話にする事も可能だし、怖い話であればそれもネタに出来る。
しかし、今回は自分の心を無にして第三者目線での看護師さんの様子を見た時に「新たな発見」をした事に喜びを感じました。今までとは違った角度から人間を見ることが出来てる自分がいると。
では実際にどんな人がいるのだろうか。
人見知り?わがまま?プライド?
いやいや(笑)文面だけだと悪口に見えますね。
しかし、私が言いたいのはこうゆう事じゃないんですよ。「どれに当てはまっている感情なのか」という事。
私が入院した初日の事です。
私は至って普通に礼儀正しく入院手続きを行っていたつもりです。しかしながら、すごい愛想が悪いんです。看護師さんの対応が。
決して大袈裟に言ってるわけではありません。
まず一つ目、お手洗い行ってきても宜しいですかね?と私が聞いたところ、今じゃないとダメ?後にしてよ。いや、良いんです。良いんですよ。40~50近い看護師さんに言われるんですもの。きっと何かあるに違いない。
ましてや、入院前情報として1週間半熱が下がらないと言う情報しか無い私なんて、大体コロナとして見られるでしょうし(コロナ検査4回陰性だけどな)近寄りたくない、長居したくないのは当たり前のこと。
次に入院を済ませて、その看護師さんが担当と言うことで、早速絶食のための点滴(検査があるので暫く絶食)を取り付けてくれる事に。
いつものように左腕を差し出す私に対して、おそらくベテランであろう看護師さんが私に添えた言葉。
いや、わたしこっちにいるんだから右でいいよ。
心の私
フォ!?
正直、びっくりしたがここも冷静に考えて身を委ねる事こそが正解に違いない。
だってラーメン屋で言うなら、自身たっぷりの大将さんが丹精込めて作った自慢の味に対して、いきなりニンニクを手に持つバカは居ないでしょうに。頑固な親父が作るラーメンは美味い!それと同じで、女王様気取りの看護師さんは大ベテランだ!と思ったのだ。
ささっと腕を捲られ、スーッとなんの躊躇も無く刺される私。ちょっとチクッとしますよの決まり文句を言われてる途中に走る激痛。
イタタタただただ!!!
つい叫んでしまった。すると、まぁ言われるよね。
男なのに大袈裟なんだってと…
しかし…何かがおかしい。様子が変だ。
明らかに針先が飛び出している(笑)
これにはさすがの私も我慢できずに聞いてしまった。
いや、これダメでしょ?
すると看護師は、いやどうだろう。点滴流さないとわからないかな?
そのまま流そうとしてたため、いやいや流石にこれは針先が出てるから無理に決まってるでしょ。全部垂れ流しじゃん。
そこに覆い被さるように自称ベテラン看護師は、若いのにうるさいねー。わがままなんだから。と
結局、その自称ベテラン看護師さんのおかげで3回目に(2回目も軽々失敗)ようやくギリギリ点滴打てるクラスまでにはなったので、どうにか落ち着きました。私の雑魚い腕がすみません。
さて、本題に戻りますが
私が言いたいのは看護師さんのあの時の気持ちは、一体どんなことを考えていたのだろうか?という点
実際には点滴の針好きなだけ失敗した上に、横柄な態度を取り、反省の色も無ければ謝罪の言葉もない。
別に私はそこはどうでも良くて、今回思ったのは、この看護師さんがどうゆう気持ち挑み、どんな事を考えて私に接してきたのかという事。
・もしかしたら彼氏と別れたばっか
・昔は本当にすごかった
・そもそも点滴自体がテキトーでいい
・立場的に治してやってんだぞ感
大まかに思考した時に思いついたのはこの四つだった。
彼氏と別れたばっかで手先が安定しなかっただけかもしれないし、老いの影響で視力が下がってきてるのかもしれない。ついでに、点滴の重点度として軽度として考えられてるから、何度失敗してもいいと考えてるのか?色々あると思います。
どれも可能性としてある事だろうし、そこを決めつけて対応してしまっては今後の自分として成長できないだろう。今回そこに気づけたのは私自身が大きく成長できた点なのではないだろうか。
人には言いづらい悩みや相談もあるだろうし、立場が上になれば尚更なところもきっとあるだろう。
しかし、先程の予想であげた四つの中の最後の1つに関しては話が変わってくる。
ここに関しては今現在の入院の中で、所々思い当たるところがあり、言い方を悪くすると「偉そうにしてる」に当てはまる。
よくある飲食などで、俺たちは客だぞ!というくらいのツワモノ感が堪らない中で今も入院してます。
何が言いたいかというと、まずお前らお金もらってるよね。と言うところから話がしたい。世間から重宝され、このコロナ禍で大変な中看護師さんはとても大変だと思う。しかし、だからといって感謝するのは患者であったり、ご家族であったりするわけで、看護師自体が鼻を高く持ち上げるのはまた違うのでは?と。
どうしてここまで言う必要があるのかと言うのは、
今回実際に私が出くわした看護師さんは、ズバリとこれに当てはまっているからです。
と言うのも、点滴も終わり、着替えて整理をしていた私だが、熱がまた上がってきてしまい、体温測ると39.4度まで上がってしまっている。さすがにナースコールを押して見たところ「ガチャ」と音がしたので私は、
「なるほど、来るタイプね」と思い待つ事1時間。
ナースコールは切られただけだったようです。
次呼んだ時に普通に来たので伺ってみる事に…
私は何故さっき来てくれなかったんですか?と聞いたところ、看護師が言った言葉に衝撃でした。
優先順位があるから!
いやいやいや!お前1時間無視した挙句、俺見に行ったらナースステーションで笑いながら喋ってただろ!俺見てたんだぞ!と少し強めに言ってしまった私。
それに対して看護師は、あんた何?ただの熱なんだから安静にしてなさいよ。指示に従えないなら強制退院もあるんだから言ってね。あとPCRの結果出てないのに何で部屋から出てるの?良い加減にしなさいよ。私たちが絶対なんだからそこ理解しなさいよ。と…
それに対して私は、じゃあまず指示だせや。全部無言でやった挙句、こっちの質問に聞こえないふりで部屋でてったよな?部屋から出るな?そんな説明いつした?どこにそんな記載した紙ある?看護師なんだから絶対とかいうならまず誰でもできる最低限のことしようや。
と何度か口論になり無事に担当から外してもらったわけですが…。この人も今まではこれで通用してきたわけで、もしかするとこれがこの病院のやり方なのかもしれない。何にせよ色んなタイプの人間が世の中には居て、
僕も相手に合わすタイプに慣れてたら今回のような事にはなってないのかも。
この人にはこの人なりの良さがあって、凄さがまだあるのかも知れない。そこを見つけてあげる事こそが、人を扱う事ができる立場になれる人なんだろうなぁと、今日も病院のベッドから振り返りながら執筆してます。
早く治ると良いな。不明熱。