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【自己紹介】陽キャに憧れ、無理だと気づいた陰キャの話

陽キャ=スポーツができて、友達の多い、お調子者なやつ。可愛くて、トレンド感があって、目立ってて、騒がしい子。

陰キャ=休み時間は絵描いてる、漫画読んでる、趣味がオタク(ゲーム、アニメ)、教室の端にいるやつ。

あっ私ちゃんみかと言います。齢は24になります。
今のところ色々頑張っているのですが、後者な人生まっしぐらです。 ちなみに小中は陽キャの子に「ちゃんみかって陰キャやん?」「なにあいつ出しゃばってん。」諸々大概言われてきました。
言われすぎて友達が減ったことも。だから、そんな自分が大嫌いでした。

でも大好きな物《絵を描くこと、本を読むこと、音楽を聞くこと》を犠牲にしてまで、陽キャサイドの世界に行きたいとは思いませんでした。
だから「趣味も大事にしながら、笑顔で明るくて皆に優しい素敵な人になりたい!そうしたら陽キャの世界に行けるはず」と決心した小4の夏。

小4からいきなりクラス委員に立候補し、初戦はぶっちぎり0票。(そりゃあクラスの最下カーストですし)  
そんな私はひょんな事にいじられキャラという称号を手に入れ、2戦目で委員に選出されました。調子に乗り委員長に立候補するとすんなり通ってしまいました。
しかし、この頃からADHD《注意欠陥・多動性障害》のせいか、委員長になっても先生なしでは議会を上手く回せませんでした。

そんな小学生だったので中学校で生徒会をやっても同じような感じでした。
頭のキレる同級生にキツく言われて凹むことも。
そんな中やーーーーっと自分のことを肯定してくれる《吹奏楽》に出会いました。楽器は頑張れば頑張るほどそれに応えてくれる。嬉しくてたまりませんので誰よりも練習しました。
弱小校だったので、進路は部活を頑張れる高校を選びました。親の大反対を押し切って。同じ学校から行く子はいなかったので高校デビューしてやろうとも思っていました。今度こそなりたい自分にと。

どこまでも着いてくるよ、いじられキャラ。
高校でも結局そうでした。不注意や言動諸々ADHDっぽいところは直らず、部活では完全に不思議ちゃん扱いです。しかし、女子が少なかったのとオタク趣味のおかげか男友達がたくさん出来ました。少し気が強かったせいか、何人か男子を泣かせたこともあります。(笑)
しかし、感受性の強さ《ビビり、他人の視線雰囲気を感じてしまう、第三者の思考を察する力》を発動し、オーディションではアガりまくる。結局3年間そこそこ吹けるのに準レギュラー止まりでした。これが必殺「ちゃんみかはレギュラーになんかなれんしな。」の呪いです。(自己肯定感はマイナスもええとこです)

そんなこんなで会社に入って3年目の21歳の冬。
ストレスチェックに引っかかって受診した精神科でADHDの診断を受けました。

現在薬服用3年目。
(まぁ途中で受診やめたこともあったから実質2年くらい)
自分がわからなすぎてうつになり、1ヶ月休職することもありました。辛くて苦しい、渦の中。ご飯も砂の味しかしませんでしたね。今となれば二度となりたくないと思います。(私はすっごく軽い方だと思います)


やっと薬の力では根治(特性を理解する)は出来ない。
まずは自分が変わらなければ。
自分を好きになるには、理想を置いて今の自分を咀嚼せねば。と動くことが出来ました。

陽キャになりたい自分をやめよう。
陰キャでも陽キャでもない自分を愛そう。
そして、自分が愛し自分を愛してくれる人を全力で愛そう。
自分を愛するためにできることはなにか。

これをやっと最近思えるようになりましたら
どえらい勢いで色々良くなりました。
ここでは
○自分を愛するためにやったこと
○ADHDとHSPの私なりの向き合い方
○自分と推しを愛する私の考え方
これらをつらつら書きます!



誰かが明日「生きててよかったなぁ」と思えますように。


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