Aiko Tsutsui

1984年生まれ。社交的なひきこもり。大学で哲学を学んだあと、新卒でメーカーの人事に。…

Aiko Tsutsui

1984年生まれ。社交的なひきこもり。大学で哲学を学んだあと、新卒でメーカーの人事に。その後、ECサイトを運営する会社にてコーポレート部門(主に人まわりの仕事)を担当しています。すきなこと:甘い小麦粉を摂取すること、ふとんにくるまれて寝ること

最近の記事

キャリア形成はなんか怖い人へ。ストーリーなら紡げるかも?

突然ですが、もうすぐ36歳になります。 私の周囲は、転職したり、組織の中でさらに役割が変わったりしながらステップアップしていて、その姿をみて、最近の自分に他人の物差しがしのびよっている感覚があります。 「**さんってあんな風に活躍していてすごいなぁ、自分にはポータブルなスキルが身についているのだろうか?」 「私って本当に成長しているのか?実は同年代の人たちからすごく置いていかれていたら、後退していたらどうしよう」 ときどき訪れるこのタイプの、悪いささやきに一旦の決着をつ

    • 新しい「心理的安全性」の定義

      先週の水曜日、サイボウズさん主催のイベントに参加してきたのですが、学びがありすぎたので、備忘録的に書いておきます。 心理的安全性ってなんだ?「心理的安全性」は、私の中で、わかったようなわからないような感じがするキーワード第一位。 ここ最近、取材などで社外の方とクラシコムについてお話しする機会があり、「御社は、意見を率直に言い合えて、心理的安全性が担保されていますね」と言われることがありました。 その度に「そうなのか?というか、心理的安全性ってなんだ?」という疑問が私の中に

      • 良い仕事とは、大きなことをやるんじゃなくて、小さくすることだった

        去年参加していたチームビルディングのためのワークショップで一緒のメンバーだった、ソニックガーデン代表の倉貫さんが新しく本を上梓されました👏 シンプルで無駄なく削ぎ落とされているんだけど、押し付けがましくなく、頭にすっと入ってくるこの感じ、ご本人とお話ししている時も同じことを感じるのだけど、、、、わかった!! 倉貫さんは小さくすることの達人だ。 誰でも大きなことを成し遂げたい どんな場所にいても、 やっぱりできる自分でありたい。 みんなの役に立つすごいことやりたい。 正解出

        • 悩みから抜け出す方法

          一昨日、マネージャーお茶会(マネージャーと経営陣が集まって雑談する)で、代表の青木さんが話をしてくれた「悩みから抜け出す方法」が、いつもなんやらかんやら悩みがちな自分にとって、ものすごーーく大事だと思ったのと、後からまた悩んだときに何度も味わって思い出せるように書き残しておきます。 「悩む」と「考える」は違うってよこれは、「北欧、暮らしの道具店」の記事で、編集チームの津田さんとgood design companyの水野学さんとの記事に書かれていたこと。 水野さんの話、青

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          「なぜ」がないものが嫌いで、「なぜ」がないものが好き

          今日はエア社員の長尾さんの出社日だった。 いつもの通り、ここ最近のできごとをおしゃべりしてた中で、 「つっつんは本当に「なぜ」がないものが嫌いだね」 と言われた。 ほほう。 ここ最近の、モヤモヤするタスク、どうしていいかわからなくて進まない仕事の正体は、そこに自分なりの、もしくはその人なりの理由が見えないからだったか。 何かにつけて、意図が知りたい、どうしてそうなってるのか理由が知りたい、って。 軽く流せばうまくいくものも多分にあるのに、ちょっと待ってくださいここは

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          バリキャリへの自意識解除

          昨日、スタートアップを中心に複数社のCHRO的な仕事をされている方(Mさん)とお話する機会があった。 Mさんは、新しく福岡で事業を始めようとされていて、曰く、 「なんとなくだけど、福岡は関東と比べ、女性のキャリア観の違いを感じた」 とのこと。 もちろん、考えはどんどん変わってきているだろうし、会社や状況によって一概に言えないことは前提の上での話だったのだけど、福岡出身の私としても、Mさんの言わんとしていることは肌感覚でわかる。 どうしてかというと、昔の自分がそうだったか

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          自分を減じてくれる買い物の話

          何かを手放すって難しいという話です。 せっけんを「買う」行為が好き たぶん10年くらい、私はせっけんが好きです。 旅行先に行っては、オーガニックのブランドが新商品を出せば、フェアトレードのものを見つけたら、こまこまと買い、ニヤニヤとサイトを眺めます。 せっけんについての本を数冊読んで、自分で作ろうとしたこともあります。(苛性ソーダという取り扱いが難しい材料を使わないといけず、断念したけど、道具は今もクローゼットでホコリをかぶっている) これを使えば肌が白くなる!みた

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          わからないものをそのままにしておく勇気(目的・ゴールワールドからの卒業)

          何か自分に新しい変化が起こるときって、共通点があります。 Mtgで熱く議論してる最中、だらーっとTwitterのフィード眺めてるとき、麦茶片手に長風呂してるとき、同僚から良いよ〜と勧められたビジネス書を読んでるとき、などなど、タイミングを選ばず、周囲のいろんな、でもそれぞれは無関連な人やコトが自分に同じメッセージを発してくるように感じます。(あの人からも、この本にも、同じこと言われてる…!!みたいなことないですか?) それが、今の私にとっては、長年慣れ親しんだ「目的・ゴー

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          「会社をより良くするんだという病」と微生物

          クラシコムは、私が入社した約2年前は20人ほどだったのが、今は50人を超えています。 社員数が増えていくにあたって、ここ一か月くらい、 チームのマネジメントの仕方って、今までと同じままでいいんだっけ? この先、会社全体がどう目線合わせしていくんだろう? ミドルマネジメントって超大事だけど、超難しくないか?! と、組織周りの疑問が湧いてきた、と同時に、 いや、これは私の仕事だ!!(広義ではそうではあるかもだけど) なんとかしなきゃ!!(いや別に何か特段問題が起こっている

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