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「実存主義とは何か」から学んだこと

「実存主義とは何か」は、サルトルという哲学者が書いた本だ。
読んだ中でグサっときた言葉を3つとりあげて、そこから脱線込みでいろいろ考えたことを羅列していく。

不安は行動するために使いなさい

「不安とは、行動の障害であるどころか、行動の条件であり、われわれの苦悩と偉大とを成す、万人に対する万人の責任という、この圧倒的な責任の意味と一体を成しているのだ。」

不安だから行動できないのではなく、行動するために不安という感情が出てくるのだと。不安に対処するために、行動するのだと。不安を理由にするなら、行動する理由にしなさいと言われている。そのように感じた。
「不安は行動の条件」覚えておかねば。

人生にもともと意味などない。意味は自分で見出すもの。

「われわれが価値をつくるということはただ、人生は先験的には意味を持たないということを意味しているにすぎない。諸君が生きる以前において人生は無である。しかし人生に意味を与えるのは諸君の仕事であり、価値とは諸君の選ぶこの意味以外のものではない。」

人生とかなぜ生きるのかということに元々意味はない。
人生の意味とか生きる意味は、自分で勝手に?好きなように?見出すもの。
とは言うものの、いろんなことに意味を見出そうとしすぎな気がしている。
意味がないならやらないとか。仕事ならともかく、意味がなさそうなことが何かの引き金になったりすることもある。
それが仕事につながることもあるよなとも思う。
自分の生きる意味??旅をすること。行きたい所がたくさんある。
旅までの準備がとにかくめんどくさいのだけど、行ってしまえば、あとはなんとかなるだろう精神。飛び込んでみたらなんとかなるんじゃないかみたいな、考えすぎてもしょうがないという感覚。
そして、本を読むこと。読みたい本がたくさんある。
本にも旅にも共通するのは、自分の興味を深掘りしたいということ。
興味を深掘りするために生きているのかもしれない。
それならずっと続けられる。
そんなことを考えさせられる言葉だった。

タイトル未定

「人間は行動しないわけにはいかない。
人間の思考は、投企と参加であり、人間の感情は企てである。
人間とは、その一生に他ならず、一生とはその行動の単一性である。」

この言葉は理解するのが難しい。
わかったようでいて、それを言葉にするのが難しい。。
だから、見出しをタイトル未定とつけてみた。
感情は企てである。これは相当、強烈な言葉だと思う。

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