私に夢があるように、この島々もきっと夢見ているだろう。からだに刺さり埋む武器を1つ残らず摘出し、身を挺し包み守っている亡き人々の血肉・骨々を待つ人の元へ。金網は祓われ塞がれた土と水を澄んだ空気へ解放したい。清々しい我が皮膚の上を人々が子どもたちと手を繋ぎ歩く幸せ…夢見てるはずだ。

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