見出し画像

2022/02/03 夜ごはん(恵方巻)

節分なので、ふと思い立って近所の小粋なお寿司屋さんの太巻きをテイクアウトした。

お寿司屋さんの太巻きはやっぱり美味しい。具材もマグロやエビ、穴子に玉子とたくさん入っていて、食べごたえも抜群。
一緒にお願いした細巻のねぎとろもやっぱり美味しい。

美味しいものを食べると心が満たされるなあ、と改めて思う。幸せなことだ。


ところでこの太巻き、節分特別メニューではなく、通年で用意されているテイクアウトメニューなのだけれど、
注文したら「太巻きは切りますか? そのままで大丈夫ですか?」と聞いてくれた。節分だからかな。気遣いが嬉しい。
なので切らずにお願いした。

改めて恵方巻きについて調べてみると、切らずに一気に食べることが重要なんだとか。

「2022年は『壬(みずのえ)』、つまり北北西の方角が恵方となります。食べている間は願い事をしながら終始無言。これも鉄則です。

丸かぶりする理由は、福を巻き込んでいるとされる巻き寿司を切らずに食べることで、〈福が切れない=福を得る〉ことができると考えられてきたためです。

また、食べる時間は節分の日であれば、気にすることはありません。醤油をつける、つけないも好みで大丈夫です。立って食べるか、座って食べるかも決まりはないと思います。

小食の方は大変かも知れませんが、1本完食。これも原則です」

従って食べようかと思ったけど、いざ美味しそうな太巻きを前にすると、面倒になってやめてしまった。

わざわざ切らないでもらったのに……という気もするが、
え、だって、一本一気に完食するより、味わいながら、途中でねぎとろ細巻きとか豚汁(これは自分で作った)とか食べながら、美味しいな〜って食べる方がよくない? 

そもそも風習を大切にする気持ちよりも、かこつけて美味しいものを食べたいという気持ちのほうが大きいのだ。
こころなしか恵方を向くだけで許してください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?