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2022/03/17 夜ごはん(自炊)

・カツ丼
・新玉ねぎの卵とじ(味付けはチーズ)
・ひじきの煮物
・みそしる(さといも、ほうれん草、豆腐)

カツ丼が食べたくなったのだけれど、お店のカツ丼はイートインもテイクアウトもめちゃめちゃ量が多い。
あんなに入らないんだよな……そうだ、ひとくちヒレカツを買って、家で作ることにしよう。

和幸のひとくちヒレカツは1個150円。
買ったらキャベツの千切りとソースがついてきた。こんなにもらっていいんだろうか、なんだか得した気分。

麺つゆで玉ねぎを軽く煮て、切ったカツを加えて、卵を流し込んだら出来上がり。
麺つゆは偉大だ。一発で味が決まる。おかげでちゃんとカツ丼が食べられた。


さて、カツ丼を食べたくなったのは、TVerで久しぶりに『カルテット』を見たからだ。
3話、真紀さんがすずめちゃんに「泣きながらごはんを食べたことがある人は、生きていけます」と言う、そのシーンでふたりが食べていたのがお蕎麦屋さんのカツ丼だった。

名台詞てんこ盛りの坂元裕二の作品の中でも、私はこの台詞が一番好きだ。
泣きながらごはんを食べるような日に、この台詞を思い出すと、少しだけ前を向ける。前に進める気がする。

改めて『カルテット』を見ていると、音楽と同じくらい食卓を大切にしたドラマだなと思わされる。
代名詞と言っても過言ではない唐揚げは言うまでもなく、4人が食卓やキッチンを囲んでいる画が結構多い。確かに、一緒に食卓を囲んで同じものを食べるひとたち、血の繋がりも婚姻関係もなくても、家族、ですよね。
人と人を結ぶ食卓、素敵だ。


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