見出し画像

#523 コーヒーは飲めなかった


昼食を食べたあとドリップコーヒーを淹れていたら、ふと思い出した。今はこうやってコーヒーを淹れるのは当たり前の行動になっているけれど、10年ほど前まではコーヒーが苦手で飲めなかったことを。

長男の育休中は家にずっといるのもしんどくて、児童館みたいなところに行くのも気乗りしないときは、息抜きに子どもを抱っこして散歩がてら電車を見に行ったりしていた。その帰りに最寄駅のスターバックスに行くのが密かな楽しみで、確かその頃のお気に入りはほうじ茶ラテだった。(いまティーラテはシロップ少なめか抜いてもらうけれど、その頃は何のカスタマイズもお願いしていなかった、というかよく分かっていなかった)
いつも同じものを頼んでいると覚えられてしまうようで「コーヒーはあまり飲まれないかと思うんですけど、試飲すこしいかがですか?」とコーヒーを勧められたりした記憶がある。

それが今や毎日のように飲んでしまうくらいに飲めるようになったのはどうしてなのか。

もう遠い記憶なので恐らくだけど育休明けで仕事に復帰してからというもの、寝不足の度合いが増して睡魔に勝てなくなってしまっていた。そこでなんとかしようととりあえず会社にあるインスタントコーヒーに手を伸ばしたんだと思う。好きとか嫌いとか考えている余裕もなくとにかく眠かったあの頃。

そうやって睡魔と戦うために仕方なく飲んでいたコーヒーだったけれど、仕事中に飲むだけでなく会社に行く前にスタバに寄ってひと息つくことで気持ちを切り替えるスイッチにもなっている。最近は仕事中は本当にしんどい時だけ飲むから、コーヒーは眠気覚ましというよりは朝の仕事への切り替えとしての役割のほうが大きいかもしれない、と書いていて思った。

そんな感じのはじまり方なので、コーヒーのことはまったく詳しくないし、飲みやすければそれで良かったりする。これからもほどよくコーヒーと付き合っていこう。


あ、ひさしぶりにほうじ茶ラテも飲みたいな〜。

この記事が参加している募集

#振り返りnote

85,011件

もしあなたにホッとひと息ついて頂けたら嬉しいです✨頂いたサポートは、わたしのホッとひと息タイムに使わせて頂きます☕️