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記事紹介:コロナ情報発信の国内専門家、半数が「攻撃受けた」

今日は下記の様な記事を見掛けたので紹介しよう

一般人の中にはとにかく新型コロナウイルスを無かったことにしたい、過去のことにしたい集団が存在する。彼らは科学的な知識や思考力は皆無であり、とにかく自分の欲望さえ満たせればそれで良いと考えているのだ。そういう人間たちは新型コロナウイルスの危険性を科学的に発信している人間に対して攻撃するということだろう。記事では実際に、新型コロナに関連し、科学的な情報を発信する専門家への攻撃についての調査結果が論文として発表されたことが紹介されている。また、国内だけではなく、海外でも同様な実態が既に明らかになっているらしい。全く以て許しがたい愚かさである。

科学的な正しさとは個人の感情や思想はもちろん、政治的な正しさや経済的な正しさとは全く別の次元に存在する。極論としてそれらの間違った正しさを重視するために科学的な正しさを軽視することがあったとしても、科学的な正しさというのは本質的に侵害されざるべきものであり、それを糾弾する姿勢は許しがたいものなのだ。愚かな民衆が同質のコミュニティに引きこもって好きにする分には勝手にすればいいが、科学的に正しい人間たちを攻撃するなど以ての外である。

他方で、特に昨今のパンデミック下においては、科学的正しさを重視すべき科学者の側も政治的な正しさに傾倒し本来あるべき姿を見失っていたのも事実である。核酸ワクチンに関する諸報道や行政の言動、特に医学系研究者のコメントは社会的な側面が大きく反映されたものとなっていて、核酸ワクチンに対する科学的に正しい説明など殆ど無かったと言っていい。いつも私が言っている様な「核酸ワクチンに特有の免疫学的作用機序」を正しく説明した人間は見た事が無い。それを理解するだけでも通常のワクチンモダリティとは全く異なる免疫学的リスクがあるのは明確であるにも関わらず、国民に対してリスクベネフィット比較をするための正しい情報提供をしなかったのだ。多少のリスクがあっても為政者や医師からすれば一般人はとにかくワクチンを打てばいいのだと言う、利己的な背景が明白であった。

もちろん、国民の側も頭が悪い人間が多いので、その様な人達がそういう言動になるのは仕方ない部分もある。説明しても理解しないからだ。私のブログでは常に「新型コロナウイルスの危険性と感染対策の重要性」「核酸ワクチンの危険性」「新型コロナウイルスの長期的な悪影響とそれに対する核酸ワクチンの無意味さ」いう面を重視してきた。短期的な影響と長期的な影響を明確に区分し、科学的機序を含めた説明をする事が、リスクベネフィット比較には必須だからだ。それらを理解せず、ワクチンさえ打てば遊び回っていいだの、ただの風邪だから感染対策など必要無いだの、ふざけた事を言う人間が記事の様な攻撃をするのだろう。また、国としても社会的にはそういう馬鹿がワクチンを打って遊び回ってくれた方が好都合な面も多いのだろう。総合的に科学と政治は相容れない部分も多く、一般人は科学を理解しない事も多い。それらが複雑な分断を促進したのが今回の騒動であるが、科学的に言って最も正しい選択は「感染対策を徹底し、核酸ワクチンは打たない」である事に疑いの余地が無い。論理的にこれ一択なのだ。

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