あなたは大丈夫?〜新型ウイルス重症化「リスクスコア」の出し方と対策法〜
♦︎僕のやっていることについて&これまでの流れ♦︎
今回は、僕に翻訳の依頼をくれたLi Zion さん(クイーンズランド大学付属病院の医師)が立証・普及を目指して研究に携わっている「あなたの新型コロナ重症化リスク指標」(SDI / Stage Develop Index) を調べるテストについて紹介します!
この定義の指標化・普及には、友人の研究チームのほか、先日「ロックダウン(・自粛)は全く効果がない!」という論文を発表した英・イースト・アングリア大学ら、21の予防医学、公衆衛生学、微生物学の専門機関が関わっており、既にオーストラリアや欧米の一部地域では一般市民にも試験的に伝わり始めているらしい💡
新型コロナの研究もここまで来たかと思うと非常に感慨深いですね。
♦︎ロックダウン不要論
♦︎↑の原文
♦︎別の研究結果(プレプリント)
ロックダウン実施してもしなくてもウイルスは同じ振る舞いをするという統計学に基づいた検証結果。
このような考え方を唱える者も分野も問わず少なくないが、日本含め世界各国の政治やメディアは・・・
♦︎(参考)日本よりも自粛ムードが「緩い」スウェーデンの現状
それでは、SDIのリスクスコアについて解説に入りますね。
まず、症状進行のStageについてです。前回までの記事にも載せていますが、このようなモデルで考えていきます。
♦︎症状進行度合のチャート(Stage Level Chart)
(※5/28更新)
この表の中で、Stage3よりも病気が進行してしまうと入院を余儀なくされ、Stage2や1-bでも1週間以上肺炎で苦しむこともあり得る。
なのでStage 1-a、つまり体の一部にウイルスが触れることはあっても体内に入り込ませない状態を保てるように、普段からSDI値を低くする心がけをしていきたい。
(※ 数時間〜数日以内の発熱、五感が鈍る程度の症状はあり得ます。)
簡単に言うと、
●SDIが高い人=肺(呼吸器官)と腸(消化器官)のウイルス菌に対する免疫力が弱い人
それでは具体的な計算方法に入りますが、いかにこの病気が他の風邪やインフルや感染症と比べても特定の人ばかりに影響を及ぼすのかを知った上で、しっかりと対策を練っていきましょう👍
【Stage Develop Index】 (リスクスコア)
・1ポイント △ 3ポイント ◎ 5ポイント ●10ポイント ⚠️15ポイント ●● 20ポイント ⚠️⚠️ 30ポイント
(※5/18 一部訂正)
下記項目で自分に該当するものを足し算し、《基本属性》と《基礎疾患》、《肺》、《腸》それぞれの小計と総合点を算出します。
判定と対処法も後述するので、まずは簡単な心理テストだと思ってやってみて下さい。(←それはナメてるだろ😅)
(※5/28更新)
いかがでしょうか?
こちらのスコアが出せたら、スコアごとのフィードバックを見ていきましょう。
じゃーん!!👇 👇
先週のzoom会議でこれまでの各研究チームの検証内容まとめて作ったばかりなので、フィードバックは非常にシンプルです!
会議で皆さん皮肉を交えて言ってましたが、
「20ポイント以上の人は、愚直なまでにマスコミが連日煽ることを間に受けてStay Home」
して下さい‼️
特に25ポイント以上を超えそうな方が身近にいる場合は、会うのはなかなか難しくとも何らかの形で介護をしてもらって下さい。
というか、家族や身近な人同士で日常生活に何らかのケアや工夫を加えて極力20ポイント未満を実現しましょう💡
10ポイント台なら体に充分気を配りながら経済活動をすべきだとのことです👟
日本人は諸外国と比べて肥満が少なくBCGも打っているので、大多数の若者・働いている世代は20ポイント以上にはならないはずです😅
とは言え、油断せずに上記項目で当てはまったところを気を付けてつつ、手洗いなど基本的な予防を怠らないようにしましょう。
そうすれば僕たち若者・働いている世代の大多数は問題ないです!
Liさんやこの研究に携わっている皆さん言ってますが、結局のところ「生き残る人はbreath-inしてもほぼ無症状で回復する」し、
逆にいくらみんなで自粛しようと「死ぬ人は死ぬ」
というのが正論だと思います。
世界中の誰一人残らず完璧に救うのは不可能だから、まずは自分の体のことを考えていきましょう😊
♦︎似たような話を「コロナ年齢」という言葉で説明している動画