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励ましの言葉が欲しい私へ

いつだって励ましの言葉が欲しい私。

「頑張って」「君ならできるよ」ではなくて、何か…心に響く、温かいものを渇望している私。

なかなかの高望みだね(笑)

でも、いい言葉を見つけたから書いておく。

2022年2月現在、高田郁さんの『みをつくし料理帖』にハマっているんだけど、シリーズ中の『残月』(2013年・ハルキ文庫)のなかにあったセリフ。

ちょうど今日読み終わったところだから、忘れないうちに手紙に残しておくよ。


周りにも自分にも変わることを許せなかった私には…

「ひとの気持ちも物事も、全てのことは移ろうていく。仕方のないことだす」涙を堪え、諦念を語る芳の隣で柳吾は深く頷いてみせた。(P151より)

ひとは変わる。私も変わる。昨日と言ってることが違う人だっている。

置いてけぼりにされてしまった焦りや不安はあるけれど、それは私自身も変わらなきゃいけないサインなんだ。

人間関係に悩んでいる私には…

「ひとは齢を重ねれば重ねるだけ、寂しくなっていく。誰かを支え、誰かに支えられてこそ、生きる望みも湧くというものです。」(P236)

これ、本当にそう思う。未来の私も分かっていると思うけど…。

病気でいままで思うように働けなかった方が、最近正社員になれたらしくて、すごく楽しそうに仕事の話をするんだ。

「もうあっちこっち呼び出されて大変なんですよ~!」

なんて愚痴ぽくいうけど、顔はとても明るかった。

自分が必要とされている実感、自分が誰かの役に立てているという実感がその人に自信を取り戻してくれたんだよ。きっと。

この相互扶助な関係って、なにも仕事関係や恋人・伴侶だけでなく、友達や家族にもいえることなんだね。

あなたも私も、そんな人間関係を築けるといいな。


「どうして報われないんだ」「一生こうかも」と悲観的になる私へは

「秋に蒔かれて芽吹いた麦は、冬の間、こうして雪の下で春を待つのです。陽ざしの恩恵をじかに受けるわけでもなく、誰に顧みられることもない。雪の重みに耐えて極寒を生き抜き、やがて必ず春を迎えるのです。」(P290)

それは今が冬だからかもしれない(リアルに冬だけど)。

あなたが望むなら、諦めないで行動をし続けて。
夢中になっているときの私は、積極的で強い人間になれるのだから。

関係ないけど、雑草や蓮も似たような例え話にでてくるよね。植物って実は人間より強いのかも。(私たちよりかは強いな)


今回は以上だよ。

また心にしみるセリフがあったら書いて送るよ。


2022年2月6日の私より

PS.毎日更新したかったのに日付跨いじゃったやん!><



読んでいただき、誠にありがとうございます。 あなたのおかげで、わたしの心もほっこりしました♪