『美しい彼』をみて


season1.2と見終わったあと、noteを書けばよかったと後悔した。
こんな場面が綺麗だった、好きだったと書けばよかったと。

でも、映画を見終わった今、「書かなくてよかった」とそう思う。

こんなに美しい作品を文字にするなんて難しすぎる。無理だ。

一方通行の片思いでストーカーな平良と、キモイと思いながらもそんな彼に惹かれていく清居。

いつの間にか清居は平良がいないと寂しくて、誰かと話してると嫉妬して。
ドラマ、映画を通して「そばにいろ」と何度 伝えたことか。

大人になった平良はキングに仕える臣下としての役目を全うしてる。距離感を保ち、家事をこなして。

でも、そんな距離感が寂しい清居は平良に嫉妬し、時には涙を目に溜めた。

学生時代、清居がコンテストに落ちた時。クラスのみんなはバカにして、人気者だった彼を下に見た。溜まった怒りが爆発した平良は獣になった。
そこから2人は惹かれあっていったのだろう。
清居は、孤独という真っ暗闇の中で自分を護ってくれる星をみつけ、平良は護りたい星を死ぬ気で牙を向いて護った。

タイトルの通り、彼は美しい。
清居は外見の美しさ、平良は性格の美しさ
もちろん2人はそれだけじゃなくて、相思相愛でその姿を第三者の私から見たら全てが美しい。
仕草、涙、嫉妬、仕事に向き合う姿。

あぁ、やっぱりダメだ。ほら、ここの時点で500文字しかかけていない。
頭の中では綺麗な2人の姿が離れなくて、書きたくて書き残したくて仕方ないのに。
シルクの中で愛し合う2人の姿が美しくて天界を見ているような気持ちになった。

この作品の美しさを私はnoteに書けない。
それくらい美しかった。


話は変わるが、今、清居を演じた八木さんは
『婚活1000本ノック』というドラマで幽霊役を演じている。
前髪を下ろして白いワンコのような彼の中に可愛さと美しさを感じている。
彼の美しさは清居という役の中ではなく、八木さんの中にある美しさなのだと、ドラマを見ながら感じていた第1話だった。
八木さんの美しさを引き出し過ぎたのが『美しい彼』という作品なのだと思う。

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