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The Feminism 第三回レポート

この記事ではFacebookで投稿したレポートを再掲しています↓

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第3回「The Feminism」レポート

お待たせいたしました。5月31日14時からzoomで開催いたしました、
第3回「The Feminism」の様子をちょっぴりシェアさせていただきます!

ダイジェスト版動画:https://youtu.be/ExiU35YVPiw

■ここでちょっとイベント概要をおさらいしましょう!
このイベントは、「フェミニズムから考えるこれからの社会、これからの私たち」という副題が付いているように、フェミニズムという観点から自分や自分を取り巻く環境について考えるイベントです。もちろん、2時間で全てを理解し、考え、行動に変えていくことは難しいですから、このイベントが皆さんの人生がほんの少し変わる「きっかけ」、そして社会が少しずつ変わる「きっかけ」になれば嬉しいなと思っております。

■ようやく、第3回のレポートです
第3回のテーマは「SOGI」でした。
ゲストはAYAさんにお越しいただきました!!タイワCEO、パレットーク編集長としてご活躍されている方です!

Section1は「フェミニズムってなに?」「性、セクシュアリティ、LGBT、LGBTQ+、SOGIってなに?」といったインプットをメインに構成しました。フェミニズムの説明や舵取りは運営メンバーがさせていただきましたが、長くこれらの発信に携わっていらっしゃるAYAさんには、やや複雑な性の捉え方をフラペチーノに例えた、ラフで明快な説明、皆さんの考案したTシャツのフィードバックなどを主にしていただきました!ミニディスカッションでは自分のセクシュアリティについて立ち止まって考えて議論してみたり…と短いながらも盛りだくさんな内容になりました。

Section2は、グループワークショップでのアウトプットがメインでした。今回のテーマは「TシャツでSOGIを伝える」です。皆さんそれぞれがSection1でインプットしたこと、経験、思いなどを自分の中でこねくり回し、それを複数人のメンバーでこねくり回し、新しいハンバーグを作るようなイメージで、創作してもらいました。皆さんが新たな発信者になっていました!

■運営の所感
(SHIORI)
毎度毎度ですが、今回も運営の主観による感想です。ご了承くださいませ。
いやーー!今回もすごかった!というのが一番素直な感想です。というのも、実は私はセクシュアリティやSOGIといった概念を他のメンバーほど理解していませんでした。計画していく中で、みんなの知識を拾って雄弁できるくらいになりましたが。そういうこともあって、私自身このイベントを通して「性の概念」がまるきり変わったのです。もちろん、今までも勉強してはいたのですが、メンバーの捉え方がすごくユニークで。「もはや選択するものなんだよね」というRISAの考えにハッ!としたんです。そして、「セクマイの人たちも生きやすい社会に」という考えが、みんなの知識や捉え方を吸収するうちに、「そもそもみんな違うからマイノリティとかマジョリティとか言わないでいいじゃん!」という考えに変わりました。もちろん、性のあり方への理解がない(当事者をコンテンツ化する、異端視する、など)現在、「セクマイの方が生きにくい」という課題を設定するのは正しいと思います。でも、そもそも「自分はマジョリティだけど」っていう前提が多くの人の中にあるうちは、差別や偏見は無くならないのではないかなぁ。と。
想定外の長さになってしまいましたが、実際「知る」、「触れる」ということを通して、理解が深まったといったらおこがましいのかもしれませんが、気づかぬうちにわたしの中にも存在していた「性のあり方」への固定観念や、「マジョリティ、マイノリティの分断意識」を認識し、改めました。やはり、「知る」→「考える」という作業は永遠に素晴らしいものだなぁ、としみじみ感じています。
(いつイベントの話に入るんだ!!と思っている皆さん、すみません。ようやくイベントの話をします)
いちばんに言いたいことは、「最高でした!」ということです。もう、全てのグループが想いのこもったデザインをしてくださって本当に心がポカポカしました。私の独断で特に印象に残ったデザインを一つ挙げようかと思ったのですが、決められませんでした。すいません。
メインセッションは本当にみんなの熱量と心の暖かさで夏を超えて太陽くらいの熱さになっていましたね!
プラスアルファのAYAさんとのフリートークの時間は(1時間以上も…残ってくれた皆さん、そしてAYAさんありがとうございました…!)悩みだとかモヤモヤだとか質問だとかをシェアしていただいて議論しました。「普段は言いづらいんですが…」と悩みなどを打ち明けてくださったのは私自身すごく嬉しかったです。ずっと、“自分の姿をさらけ出せる居場所”になりたいという気持ちが強かったので、そういう場所に少しづつ近づけているのかな、と思って本当に感動しました。(涙腺崩壊)
そして同時に、今のイベント限りのコネクトではなく、コミュニティとしてのimlを目指そうと心に誓いました。

シェルターとして、居場所としてのiml。

少し時間がかかるかもしれませんが、何か動きがあったらメールやSNSで発信いたしますので、是非チェックお願いいたします。
今回も参加してくださった皆さんありがとうございました。マイラブです♡

(RISA)
 まずは参加してくださった皆さま方、ありがとうございました!そして準備をしてきたメンバーたち、ひとまずお疲れ様でした!
 性は自分にとても近くて、人生のさまざまな選択に影響する。だからこそ、与えられた体の性に関係なく、自分で選んでもいいんじゃないか。自分で決めてもいいんじゃないか。だってほんとうはこんなにたくさんの選択肢があるのだから!そんなメッセージが伝わっていたら、私たち運営も大満足です。
 皆さん、今回取り上げたanone,のセクシュアリティ分析はやってみましたか?私が初めにanone,をやってみたとき、anone,が示す性の4つの捉え方の説明から読んだのですがanone,では、恋愛的指向を「あなたが恋愛をどう位置付けているか」と説明されています。私はその言葉がとても腑に落ちたのを覚えています。どれかの性を好きになることが前提にあるのではなくて、恋愛そのものにどのような価値観を抱いているかも含めて、恋愛的指向なのだ、と。SOGIと似たものを感じますよね。SOGIはもちろん覚えていますよね?笑 NANAちゃんの言っていた、「LGBTQ+は“赤が好きな人”のことで、SOGIは“好きな色”のこと」。今思い返しても、本当に秀逸な表現に感じられます。まだやっていない方は、ぜひやってみてくださいね!
 さて、アウトプットを中心としたSection2、Tシャツのデザインは楽しめましたか?私は運営として様々な班を巡回していたのですが、皆さんそれぞれの熱い想いを語る姿や、尊重が基盤にあるディスカッションの光景に勝手に感情移入してしまい、涙が止まらなくて、巡回を一時停止してもらうようにSHIORIちゃんのところへ駆け寄った、そんな時間を過ごしておりました。私たちが夜な夜な一生懸命考えたインプットの内容が、皆さんに伝わることで、こんなにも素晴らしい形でアウトプットされること、本当に楽しい時間を皆さんで作れたように思います。Tシャツは商品化も考えておりますので、楽しみにしていてくださいね!!
 また、今回はAYAさんの優しさから、かなり時間がオーバーしているのにも関わらず、皆さんからの多くの質問にお答えできたのも大きかったと感じております。AYAさんには本当に感謝しております。
 事前に準備した私たちの姿ではなく、等身大の私たちで、皆さんと多くの意見を交わせたことは私たちにとって大変貴重な時間でした。未熟ながらに、このような社会であってはならないなと感じているのですが、どうしても今の社会だと、フェミニズムを「知る」ことによって抱える生きづらさがあると思います。頂いた質問の中にも、周りに、自分がフェミニストであることを表明することによって、そこが安全な場所ではなくなる、そんな場合はどうしたらよいのか?というものがありました。このような、皆さんの悩みを共有できるコミュニティとしてイムアイが成長できたらいいなと、新たな目標が生まれました。私が今までフェミニズムを考えてきて、このように皆さんに発信できるようになるまでに抱えた葛藤、出会った人、救われた言葉、養った考え方などをシェアして、皆さんとの新たな繋がりを作れたら幸いです。
 最後に、性はどう捉えてもよくて、今考えたくなかったら、今決めなくてもいい。昔捉えていた状態と今の状態が変わっていてもいい。フラペチーノのトッピングは何を選んでもよくて、自分が選んだフレーバーに自信を持っていいこと。性との付き合い方までも、自分で選んでいきたいものです。その代わり、自分に正直でありたいですね…!

(SHIORIちゃんにも影響を与えられていたようで嬉しい。直接言って欲しいものです!!笑)

■みなさまからの感想を紹介いたします
①性が揺らぎやすい思春期だからのそこうして議論できる場があるのはすごくいいと思い ました。
②初対面の方と深い話が出来るのってすごく新鮮でした!
③「答えがない」からこそ「尊重しあいたい」
④心の性はもはや自分
⑤LGBTやSOGIの定義などは全く知らなかったんですが、理解できたし素晴らしい考えに出会えてよかったです。これから自分は何色なのか考えながら生きていきたいと思います。
⑥自然体でいられた時間でした。楽しかったです。ありがとうございました!


■感想に対して運営より
(SHIORI)
事後アンケートのご協力ありがとうございます…!今回は今までよりも私たちの心の内をかなりお話しさせていただきました。それもあってか、「居心地が良かった」「自然体でいられた」という言葉が多く、本当によかったなぁと思いました。毎度感じていることなのですが、インプットの内容を考えているのはもちろん私たちですが、それでもやはり私たちはイベントを通して皆さんからたくさんのことを学んでいます。参加者の皆さんというか、friendsとお呼びしたいくらいなのですが…どうでしょうかね…?
また話が逸れてしまいました。皆さんが喜んでくださって楽しんでくださったということが、本当に嬉しいです。これからもimlをよろしくお願いいたします🧚🏻‍♀️🧚🏻🧚🏻‍♂️


(RISA)
チャット、毎回ありがとうございます!!この内容であれば、初対面の方でも深い話が出来るの、とても分かります。改めて性と、人間の本質の近さを感じます。答えがない尊重しあいたい。こちら今後生きるうえでキーワードになりそうです、、私の胸にも刻んでおきたい言葉です。


■次回のお知らせ
ひとまずcoming soonとさせていただきます!是非、配信メールや私たちのSNSアカウントをご覧くださいませ!

今回もライターはシオリとリサでした!

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Writer: シオリ
#ミニスカを愛するフェミニスト
都内高校に通う高校3年生。ファションとメイクが大好きで特にカラーメイクに目がない。「毎日違う人」がテーマ。振り幅が強み。
音楽も好きで東京事変も尾崎豊も聖子ちゃんも…と様々なジャンルを聞くし、ピアノ、ベース、琴の演奏もする。茶道が趣味。​行事ガチ勢。
冬でも毎日アイス生活だが冬になるとさっぱり系のアイスがなくなるのが悲しい。レモンサクレとスイカバーの優劣は一生つけられないと思う。

Writer: リサ
2002年生まれ。顔だけが人物を表現する手段となることにまだ疑問を抱いているから、プロフィール写真は顔写真以外でなんとなく選んだ! それぞれの街に根付く人間関係が好きで、新宿の朝や池袋の夜の写真をよく撮りに行く。 写真を撮っていて結構アツかった記憶は、深夜の池袋の路地裏で、3人組の大人が酔っ払いながら 〜自由とは何か〜 を熱く語り合っている瞬間に遭遇したこと。 将来のことはあんまり考えてないけど、いつかケバブ屋の店長と結婚したい 。最近寂しかったことは、写真を撮りに通っていた工事現場のおじさんにお別れを言えないまま建物が完成してしまったことと、そのおじさんの名前を聞き忘れたこと

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