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過去最高のシーズンでした!【S9総括/振り返り】

APEXのシーズン9も、残すところあと6日。

いよいよシーズン最終盤に差し掛かり、ランクマッチも最後の追い込みが激しくなるタイミング。かくいう私も、残り2週間のタイミングでスパートをかけ、つい先日ようやくダイヤに到達したところだ。

これで私のS9は事実上の終了となる。あとはフレンドたちとゆっくりカジュアルを楽しむなり、パッチノートを読み込んで今後の展望に思いをはせるなり、ゆっくり過ごしていきたいと思っているところだが、

今回は私にとって「過去最高のシーズン」となった、シーズン9を総括し、振り返っていければと思う。

過去最高の戦績、過去最高のダメージ、過去最高の成長率。

様々な出来事があったシーズン9を、前後編の2回に分けてお送りしていきたいと思う。


①過去最高の戦績

まず何よりも、前シーズンに引き続き、今シーズンも両スプリットでダイアモンドⅣに到達できたことを自信に思いたい。

S8におけるダイヤ到達は、正直言って激ツヨフレンド2人におんぶにだっこで上がらせてもらった、いわゆる「キャリー」されての昇格だったため、純粋に自分の実力だけで上がったとはとても言い難い内容/結果だった。

ダイヤを踏めたことは非常にいい経験で、私は今シーズン、「自分はダイヤに到達したんだぞ!」という自信を胸にゲームに臨むことができていた。その結果、カジュアルも含めたシーズン全体では、過去最高のK/Dを叩き出している。

しかし一方で、このダイヤ到達は人からの援助を多大に受けた、借り物の称号であるという気持ちがどうしてもぬぐえなかった。

そこで私は今シーズン、「ソロでどこまでランクを上げることができるのか」に秘かに挑戦しようと思っていた。

あまり公言してしまうと楽しめなくなってしまうので、あくまでも自分の中でひそかに、だし、フルパでランクを回すことを制限するようなこともしなかった。

S8の結果を受けて、自分がダイヤ到達にふさわしい実力を持っているとは到底思えなかったため、少しでも実力をつけたいと、極力単身でランクマッチに潜ることにしたのである。

その結果、
・今シーズン獲得したRPの半分以上をソロで獲得。
・スプリット2において、初めて昇格戦をソロで突破。

という形で終えることができ、私はいま自信を持って、「プラチナ帯をソロで突破できます」と言い切ることができるようになった。

文章で書くだけなら簡単だが、私の成長は数字にもきちんと表れている。

S8S9比較

画像は、S8とS9のランクマッチの結果を並べたもので、左がS8、右がS9となる。

注目すべきは以下の点である。
①S9の方が、合計ゲーム数が144少ない ⇒ポイント収支が常に黒字
②K/Dが1.0から1.44に、平均dmgが400から592に増加 ⇒戦闘力の向上
③アシスト数が300から137に減少 ⇒キルでのポイントが倍増

総じて、戦闘時の動きのみならず、非戦闘時にも効率的に生存することができるようになったことで、より短時間でダイヤに昇格することができたといえるだろう。

実際体感としても、S8ではかなり沼にハマってポイントの上下が激しかったが、今シーズンに関しては沼らしい沼にハマることもなく、すんなり昇格できたように感じている。

理由として大きいのはやはり、「ダイヤになって初めて挑んだ新シーズンに、自信を持って臨めた」というメンタルの安定が大きいだろう。

1度プラチナ帯を突破し、その全体像を知ることができると、立ち回りの改善や撃ち合いの押し引きに明確な自信と、客観的な分析眼を持つことができ、ポイントの増減に感情があまり左右されなかったように思う。

また、「激ツヨフレンド2人に引っ張ってもらおうという」S8のマインドから脱却し、「ソロでもポイント盛れるぞ!?」と気づいてからの安定感は自分でも目を瞠るものがあった。

このゲームはエイムや立ち回りなどの技術面もさることながら、プレイヤー自身のメンタルが大きくプレイに現れる、メンタルゲーだとつくづく感じている。

そして何よりも、今シーズンもまた、激ツヨフレンドの2人には大事な場面でフルパを組んでもらい、ポイント向上に大きく貢献してくれた。

実際、フルパでのランクマッチはこの2人としか行わなかったため、疑似的な固定パのような形を取ることができ、とてもやりやすかった。今シーズンもこの2人には大感謝である。


▶今後の伸びしろ

生存のための立ち回り、勝つための撃ち合いなど、判断に大きな自信を持てた今シーズン。

その一方で、それらの判断をかなり直感的に「これはダメ、これはいける」と判断していた部分があった。

もちろんプレイしているのは自分一人なので、言葉に出して「今~~~だから行こう/引こう」とやる必要はないのだが、それにしても思考する時間がなかったように思う。

今後はこの「押し引きを判断した理由を言語化する」ことが課題だと感じている。

なぜそのポジションを取ったのか、なぜその立ち回りで勝てたのか/負けたのかを言語化することでより客観的に自分のプレイを振り返ることができ、ゲームのクオリティが向上するのではないかと思っている。

具体的には、他の人に共有できるレベルになると、また更に成長できるのではないだろうか。


②ソロランの安定感がアップした理由

これは個人的な備忘録的にも、同じプラチナ帯を突破しようと試みている人にも伝えたい内容なので、より詳細にまとめていきたいと思う。


▶1日のポイント収支は黒字で終える!

自分なりに、ソロランの安定感を向上させる第一の考え方は、トータルでのポイント収支を常に黒字に保つというものだ。私は今シーズン「たとえ一桁でもプラスになったら儲けもん」と思ってゲームに臨んでいたのである。

1度で100ポイントとかフルポチャンピオンとか、そういうのは全く目指さない。毎回60~80ずつポイントを獲得して、その日のランクマッチを終えたとき、常にポイント収支が黒字であるように努める。それが例え10でも20でも、1でもいい。プラスで1日を終えた、という安心感は次の日の自信につながる。

また過去の戦績を分析しても、10回に1回くらいは自然にチャンピオンが取れるのはわかっていたので、コツコツ上げていればいつか爆発的に上がる時が来る確信があった。そのため、気持ち的にも全く焦りなくゲームを続けることができたと思う。


▶自分の判断を何よりも大事に。

APEXは3人1組で遊ぶゲームなので、ソロで遊ぶとどうしても同じソロの2人か、デュオを組んでいる2人とマッチングすることになる。

そこで起こる心理の最たるものが、なるべく味方に合わせて動かなきゃ、というもの。

味方をカバーし、味方にカバーされ、共同して動くことがこのゲームの勝利に大きく貢献してくれるが、意思疎通が難しいソロランにおいては、この仲間意識を過剰に持ってしまうと、味方もろともポイントを下げてしまう原因になる。

逃げるべき時に逃げなかったり、逆に戦うべき場面で戦わなかったり。どうしても息の合わない場面が出てくるが、そういう時こそ、私は自分が自分に下した判断を何よりも大事にしていた。

これは立ち回りの判断がどうのこうのとか、そういう技術的な話ではない。何よりも、自分がそのマッチを後悔しないために、メンタル管理の一環として意識していたことである。

負けたら自分のせい、勝ったら自分のおかげ。これはめちゃくちゃ気持ち的にラクだったし、悪い意味で味方に左右されなくなったので、ソロランにおいてはとても大事な要素だと思っている。


▶技術的/立ち回り的な話

モバイルリスポーンビーコンは見つけたら常に持っていたし、余裕があったら作ってまでいた。絶対引くって時でも、味方の動きが信頼できなくても、最後まで絶対にあきらめないために。最終円で遮蔽にもできるので有能。

武器選びは結果としてマップに左右されることが多かった。具体的には以下の通り(記号は優先順位)。

【ワールズエッジ】
プライマリ:カービン=ボルト>フラトラ=スピファ
セカンダリ:EVA>G7=マスティフ
何もない時:ウィングマン/ハボック/ディボ

【オリンパス】
プライマリ:スピファ>>>>>ボルト=フラトラ
セカンダリ:EVA>>>>>ウィングマン=マスティフ

エッジは交戦距離が短くなりがちなので、キルタイムと安定感の両立を図っていた。また、エッジはオリンパスほど悠長に漁っていられないので、ここに書いている武器以外の選択肢も柔軟に取っていたように思う。

オリンパスは苦手なので、武器をかなり固定していた感。マップ全体が開けており、建物同士の距離や施設内/室内の空間も広いため、スピファの弾幕がものすごく強かった。ボルトやカービンは弾消費が激しいため、交戦距離が長くなるオリンパスでは不利に感じ、積極採用しなかった。


次回はS10の展望について。

ボリュームが大きくなるとは予想していたものの、ここまでで既に3,000文字を超えているので、続きは次回以降にしていきたい。

次回はS10の展望と、つい最近更新した最高ダメージの原因がハード面の向上にあることを話題に上げていきたいと思う。


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