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明日が見えなくても嵐の海を越えて光の世界へ

映画:えんとつ町のプペルは
感情の蓋を開ける。

公開日、えんとつ町のプペルを観に行った。僕は西野さんのオンラインサロンには入っているが、積極的に何かに参加したし、応援したりすることもなかった。どちらか言えばマーケティング、ビジネスの知識を得るためにサロンに入っただけだ。事実、980円とは思えない良質のコンテンツが毎日読めることに、抜けようなんて微塵も考えたことがない。

そんな中、えんとつ町のプペルが出来上がる過程をずっと追っていたし、やっぱり楽しみな作品でもあったから、楽しみで楽しみでしょうがなかった。
月並みだけど、「泣けた」。自然と涙が溢れてきた。自分の人生と重ねるならば、ルビッチの父親であるブルーノの在り方は、僕の理想そのもの。そんな父親として、子供に与えられるものがあることを改めて気付かされた時に、自分はどうなんだろうと。

僕は2年前、家族が疎ましかった。

仕事に追われ、自分の成長が会社の成長にも繋がると信じて、お金も時間も全てをそこにつぎ込んでいた。どこまでも自分の枠を広げるために。
そんな中で感じはじめていた限界。そこにある家族との時間が疎ましてくて、本当に家族を捨てようと考えたこともあった。まぁ、なんだかんだでその過ちに気がついて、自分の生活を切り替えていくわけだが、プペルを観たときにその感情に加えて、子供対して夢を見せていない自分の過ごし方を思い出して、もーー泣けた、泣けた。ブルーノのように子供に夢を語り、背中が見せられる父親になりたいなと。

もう1つ。アントニオというキャラクター。
これがまた最後の方でめちゃくちゃ泣かせる。いわゆるアンチのキャラクターなのだが、最後に仲間になるアレね。でもそのシーンで感じるアントニオは、自分そのものだった。夢を諦めたり…目を背けたり、でも真っ直ぐに夢を信じている人や追っている人がまぶしくて、素直になれない感じ。ここに共感する人、多いんじゃないかなー。いや、絶対多いと思うけどなーー。

オンラインサロンメンバーだからとかではなく、この映画は本当におすすめしたいんだけどなー。いろんな先入観とか偏見とかあるのはもうしょうがないと思うけど、大人にも子供にも感じる部分がある映画だと思うよー。

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夢を本音で語りたい。
夢を本気で応援したい。

僕は本当は何がしたいんだろう。どんな人生にしたいんだろう。そんなことを真剣に考えると、やっぱり一番最初に出てくるのは子供のことなんだよなー。子供に人生を楽しんでいる姿を見せたい。夢を追いかける姿を見せたい。どんな時も楽しんで仕事をする!と決めたから「I’m Hopping」なんて屋号も付けてみた。

昨日、妻と一年の話をしてた。
良くも悪くも変化の年だったので。

変化がある時、本当に「頑張れ!」と応援してくれる人、
心配や不安から「大丈夫?」と声をかけてくれる人。
ちょっと前なら前者の人に対して、無責任で勝手なこと言うなーって感じだったと思う。でも今は後者の方がドリームキラーだと感じるそう。

応援はその人の可能性に目を向けて、信じることで、力を与えることができる。不安を煽ったり、否定するのは簡単だ。だって他人のことだから。妻は変化のあった僕の生活を「頑張って!挑戦して!」と声をかけて、背中を押してくれた。僕はそのおかげで、この一年は本当に楽しく、充実したものになった。
「おもしろい2020年だったな。」
子供たちも僕が毎晩家にいることで、いろんなことを話してくれた。絵を描くことが好きな息子は、自分の将来について「絵を描く人になりたい」と教えてくれた。父ちゃん、全力で応援するよ!!

2021年は仕事もそうだけど、子供たちに関わることで何かを創り上げられたらいいなー。今考えているのはグラフィックデザインを教えたりとか、子供たちの感性を伸ばすことがやりたいな。子供たちが夢を描けるように、自由な挑戦ができるように、そんな風に背中を押せる大人になりたいと思う今日この頃。

先のことなんて誰もわからない。でも今頑張ることはできる。
未来なんて結局「今」の積み重ねなんだから、挑戦するしかない!



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