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死との共生

死に対して、マイナスなイメージが多いかもしれない

苦しむ、辛い、別れ、などなど

でも必ずやってくる

もし今日、死んだら、という言い方ではなく、
もし今日会うのが最後だったら、と言い変えてもよい

そして別れて、別々になって、そしてお互いずーっと会えないままだったら、それは死の一種かもしれない

でもいつでも連絡が取り合える、返事があるかもしれないという状況と、100%連絡がかえってこない状態では全く異なる

そしてそうなるのは決して相手側だけではない、常に自身の隣にも死は存在している
車道でも鉄道でも一歩そこに踏み込んでしまえばそこには死があり、それより手前は生であり、ふと気づけば死はそこにある
それに注意しながら生きているが、いつ突然降ってくるかもわからない

安全だからあまり考えることが少ない

死のマインドフルネス

死を経験している人は少ない、いや誰もいないと言えるかもしれない
臨死体験をしたという人もいるかもしれない

ただ一方で毎日、からだの細胞は死んでいる。死んだように疲れるときもある、死にそうだと感じることもある
それはつらく苦しいものかもしれないし、一方でとても日常的なものかもしれない

死を特別視せず、死の体験を味わうこと、マインドフルネス的に感じることはあってもよいと思う

100%の死を体験しないとそれは死の体験ではないというかもしれないけど、100%でなくてよいのではないか、いつか必ずやってくるのだから。
それまでに3%の死とか50%の死とかを感じてみよう

10日生きた人は10日死んでいるのだから

手順

大きく伸びをして、どこかを銃で打たれたように、エネルギーが漏れ出ていくのを感じ、ゆっくり大地に倒れこむ
そして動き出したくなるのを待つ
※倒れるときは周りにものがないように。倒れているときに腕や足が片方の腕や足や頭などの下敷きにならないように、圧迫されないように気をつけてください

  1. まずはゆっくり深呼吸します

  2. からだの周りの空気が静かになるようにゆっくりと息を吸って、ゆっくりと息を吐いてください

  3. 体の中に無駄な力みや違和感があるところがないか感じてみてください

  4. そこに息を吸い込んで、そしてそこから息を吐いていくようにしていきます

  5. では、無理のない体勢で伸びをするように全身が「のびー」ってなるように全身が引っ張られるような、全身に力が入るようにしてください

  6. そして力を抜いてゆっくりと倒れこむ、もしくは椅子に座りこんだりしてみる

  7. そして「わたしは死にました」とつぶやいて、やる気も力も全部抜いて、不安や恐れも全部手放して、とにかく死んでいく

  8. なにも考えられないぐらい自分の思いを手放して、自分の体に張り付いているなにかを全部手放して自由にさせて上げてください

  9. しばらくして呼吸をしていることに気づくかれません

  10. そして死んでいるけど呼吸をしているという矛盾をかんじてください もしかしたら生きているかもしれない

  11. やがてどこからともなく力が沸いてくるかもしれない、力が沸いてこないかもしれない

  12. どこからともなくからだがもぞもぞしだすかもしれない、しないかもしれない

  13. 動かしたくなったり起き上がりたくなったりするかもしれない

  14. 自由にさせて上げて、さっきと何かが違うかもしれない

  15. いつでも死ねると思うとそれも悪くないかもしれない、また起き上がってくる生き返るという自分の体を信じてあげてもいいかもしれない

  16. ゆっくりと意識的に深呼吸をして、からだに力が戻ってきたら動き出してください

普段と世界の見え方が違うかもしれない

次を担う世代のために、リモート稽古のために空手着や道具作成やリアルな稽古出張のために使います。