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武術的マインドフルネス ~透明力~
透明力とは何か
前提として
人が人を傷つけ
人が人を癒す
見えないからといって、実感できないからといって、いないのではなくて、そこにいるという感じがある。聞いてくれてるという感じがある。
発信しているようで、受け取ってくださっている方の反応があることで、存在できる
それは「いい」とか「わるい」という評価によるものよりさらにそれ以前の受け取ってくれているという感じによって力をもらっている
伝えるものと伝わるもの
伝えるものは色々ある
言葉であったり、拳であったり、ときには視線であったり、文字であったり、
それらはすべて身体があって初めて成り立つ
つまりは身体は
器である
そして伝わるものはその中身である
言葉に積み込まれた感情や意味だったり、拳にのせた暴力性だったりやるせない気持ちだったり、視線にのせた怒りであったり愛情だったり、文字にのせた詩的な感覚であったり、
以下に器てしての身体を磨く
透明であることの力
相手によく伝わるというのは透明ということである
体を通してものに対して思いがのる
手によって文字に思いがのる
バットを振ることで思いが玉に乗ってホームランになる
パンチによってお互い鍛えてきた気持ちが拳に乗って相手に伝わる
体を通してしまうがゆえに、思いが歪んでしまう
地球との関係性において透明であるということ
自然体であるというのは結果である
たってる姿が自然かもしれないけど、それは人間の形をした動物が地球上での姿である
それが蛇や蛙だったら、それは自然の形ではないし、重力がすごい増えたときにたっている姿が自然なのか反対に無重力のときたっている姿が自然なのかといわれたら、違うはずである
結局自然体というのはある環境における身体の姿であるから、以下にその環境において、からだが透明であるか、それが自然体である
透明な器が身体である
透明な身体の作り方
呼吸をする
身体に目を向ける
透明にするために目を向ける
どこが汚れている感じ、つまりは気になるところがないかをみる
新品だと気になるところは少なかったり、あまり気にならないけど、歳を重ねると気になるところが出てくる、だから器としての身体を磨く
磨くために呼吸をする、内側から磨くために呼吸使って一つ大きく呼吸をする
そして普段動いていない場所を動かして複雑な身体を磨く
そして何かの思いやきもちが入ったときに適切な形になれるように透明にしておく、透明であることを知るためにも、汚れや引っ掛かりがわかるように普段から磨いておく(気持ちや思いに見合う器になれるように、そしてまたその思いに見合った量が入るように)
捕捉
服や入れ墨とかはその透明な器に更なる色づけとなる
より適切な器になるように装飾品をつける
物質として服を着けたりアクセサリーをつけたりする
ときには模様を刻むように器としての身体に彫り物をする
そしてまたヒモトレのように縄文土器のように身体にヒモをつけることで力を発揮させる
それは実は既に透明な器としてどうあるべきかを感じることでわかるものがある
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