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働かないおじさんと転職

日本には働かないおじさんが多いと言われる。
自身も15年働いてきて、1事例として働かないおじさんになりつつあるのでは、という側面が見えてくる。

目標が大事とか、じぶんの得意を活かして、という話をよく聞く。でもそれを効率よく実践できている人がどれだけいるだろうか?むしろじぶんの特性をみんな丸出しにしながら仕事をしているのが常ではないか?
ある人は威圧的に話をして、ものごとを前に進め、ある人は細かい点が気になると言って確認ばかりをして前に進めず、ある人は資料の内容を理解せずに承認したり、
この中に人それぞれの特性があるように思う。

最初の人は責任感があり前に進めたいという強い思いがあるけど、つい声が大きくなってしまうとか、
次の人は確認作業は得意だが、前に進めたり未来志向よりも過去を大事にしがちだったり、
3人目は世渡りは上手だけど、書いてあるものから内容を理解する力が弱かったりする。

今の世の中、成果を感じられることが少なく、やる気がでにくかったりする。個々の特性が歳を重ねるとよりあらわになってでてくるということがあるように思う。

もう少しその人の傾向や特性を見つけ出して、得意なことから仕事を探すのではなく、

  • 苦手なことをしない

  • ついやってしまうことを仕事にする

  • 意識的な解決策よりももう少し無意識にやってしまうことを仕事にする

上記の方が大事ではないだろうか?

人間乗り越えていくことで豊かになっていくみたいな幻想があるが努力をすることを意識的な努力でするならそれはするべきではないと思う。
もう少し人間を見極めて、適切なところに配置すべきではないだろうか?

やがてAIによって判断されて仕事が決められるのかもしれない。その方がしあわせなのかもしれない。
疑問や疑念は残るがやってみたらいいと思う。

働かないおじさんが出続けるのは事実である。彼らの意味は働かないことに意味があるのかもしれない。
もう少し働かないおじさんを排除するのではなく、
働かないおじさんを働かせようとするのではなく、
彼らの特性を見つめたり、そうなっていった過程やそうなる過程の彼らの思考回路を見つめ直すことで働き方改革は起るんだと思う。

次を担う世代のために、リモート稽古のために空手着や道具作成やリアルな稽古出張のために使います。