”生きることが辛い”についての実体験と考察(?)
私はいまアラサーですが、生きることが辛いという感情自体に気づいたのもここ2,3年の話です。
また、辛いと感じることは自分を知りなさいという最初の反応だと感じています。
生きる基準を作る
振り返れば、”好き、嫌い、苦手、得意…”人生でそういうものをあまり意識していませんでした。「好きだからやる、嫌いだからやらない」という一般的に言われる、明確な基準がなかったのだと思います。
学校の通信簿にもこう書かれたことがあります
・人がやらないことを率先してやる
・目先の損得に関わらず行動する
これもまた、他の人が嫌ってやらないであろうことに、自分が行動したところを言葉にしたものだと捉えることができます。自分自身はあまり深く考えず行動しています。
まず、社会には”明確な基準”という価値観が必要なようです。
確かに、何かの基準がないと他人との会話も成立しない気がしますね。
だから、就活など社会に出るときには”明確な基準”が重要視されるのでしょう。それを通して自分がどういう人間かを他者に伝える。
ですが私のような人間は、そもそも”明確な基準”という価値観を日頃から意識せず生きていました。損得や好き嫌いというのが、どういう状況か自分でもあまり分かっていないのです。
だから、自分を知る最初の反応が、なんか辛いというこれもまたふわっとした感情によって表されるのです。
そして、多くの人がそのふわっとした感情を見過ごしているのかもしれません。
それも珍しい事ではない気がします。
毎日忙しく学校に行き、職場に行き、あわただしい。
そんな状況下で、ふわっとした程度の感情の動きを感じ、意識改善することができるでしょうか。
基準を持つ意識
そういった小さな辛いが積み重なって、いつか、生きる事すら辛いと思い悩むまでに至るのではないでしょうか。
そんな時に必要なのは
・他者の助け
・自分を知る時間の確保
・環境の改善
…などだと思っています。
どれも、辛い状況で一人でやるのは大変なことです。
ただ、他者の力を借りることもエネルギーが必要です。
「休む」という言葉だけでは抽象的すぎるので、まずは、自分を癒す、安心させる、ことにフォーカスして行動するよう意識してみてください。
買い物、食べ物、場所など…
意識するとは、どんなことが自分を癒したり安心させたりできるか自分を基準に考えるということだと思っています。その為ここはあまりネットを頼らず、自分が素直に感じたり、そういえば…と思い出されることなどを思い出す時間を作ります。
そして、これは自分一人でいるときの方がよくできます。
職場ではほとんど自分のことに構っていられないことに、気づけます。
助けを借りる
この文章を読んでくださっている時点で、すでに自分の状況に気づき、誰かの助けを得たいと思っているかもしれません。
私も最初は自分の感情をネットで検索しました。
そこで発見した、厚生労働省の「こころの耳」というサイトを利用したことがあります。
チャット、SNS、メール、電話などで心の悩み相談ができます。
私は電話が苦手なのでメールやチャットから始めました。
職場の福利厚生にメンタルヘルスケアが含まれていればそちらで相談することもできるようです。私自身そういうサービスがあることを渦中で知って、利用しました。
そして、もっと自分のことを知りたいという方向に意識が向いたとき、意を決して電話を利用しました。そして今はカウンセリングという助けを得ながら、自分と向き合う時間を作ることができました。
その渦中にいるときは、とにかく身も心もギリギリで行動していました。
自分を知った後、社会と絡めて行動するための仕事(お金)問題については私自信もいろいろと模索し実践中です。
社会に出て働くことを、自分を知りながら、一から考え直すような感覚です。
働くの意味は広いです。
労働も起業も投資などもお金を稼ぐことにあてはまります。
繰り返しになりますが、自分を知る・そして一から考え直すという作業は、
時間、環境、(必要なら助け)、そしてその意識が揃ってできることだと実感しています。
自分を知ることが生きるということの第一歩
諸説ありますが、人間が亡くなり、肉体は無くなっても魂はなくならないと言われています。だから生きるということは魂の鍛錬。
生きているときの魂は自分の心。
それは感情やなんとなくの気持ちや勘や運…
考え出すとキリがないですが、辛い状況を作らないように意識して行動すれば、今のところ満点と自分に言い聞かせています。
マルチポテンシャライトとして生きていく?
最近知った言葉です。
これに関する本が出ているそうなので、早いうちに読みたいです。
自分の事が分かってきても、それをどう活かして生きていくかについて、まだ課題が残ると思います。
私は学校を卒業してから、派遣やアルバイトで働いてきました。
その中でも転々と職を変えています。
転職は意図的なものもあれば、意図せずのものもあります…
一か所にとどまって働くということ自体が向いてないのかもしれません。
自分でも浅く広くやっている実感があり、どこかにとどまろうとすると苦しくなってきます。そのくせ、専門性のある仕事に就きたいと思ったり、キャリアを気にするようになったり…そしてまた苦しくなります。
そういう今の状況だからこそ、次どうしていくかのヒントがこの本にあるような気がしています。
リミッター
私の目指す生き方は、変なリミッターのかかっていない生き方なのかもしれません。
仕事、場所、時間…そして考え方。
生きづらいと思っているこの世の中でも、自分が気づいていないだけで、生きやすい方法はたくさんあるのだと思います。
自己理解=生きる意味
自分の中でも最近できた概念です。
まだふわっとしていますが、自分の中での今の生きる意味です。
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