自国民の声を聞く
オズともこさんのストーリーでわかる! 他人に振り回されない心理学の読書会に参加しました。
本の内容を伝え合う、というよりも本から伝わったもの、本から学んだことを共有し、新しいものを生み出そうという爽やかな場でした。
こころというテーマで、決して軽くはない自己開示もありましたが、みなさん前を向いておられる。メタファーでいう「ココロ王国」を大事にしようという気持ちで溢れていました。
気になったのは「自国語」のお話。僕は他国の言葉は必死になって翻訳してきたので、それこそ自他の領域が曖昧なほど分かる気がするのですが、肝心な自分の国の領民とお話する機会が少ない。
自国の言葉は、感性と直結していて、きっと五感そのものに宿っているメッセージのことを指すと思います。嫌いや好きは身体感覚と身体反応に出てきます。ならば、言葉で捉える前のメッセージは、そこにあるはず。
僕の言葉は、他国の状況や考えはよく言い当てられるのに、自分のことを言葉にするとひどく貧弱な、「嘘」を言っている感覚があるのは、これに由来しているのかも、とあらためて実感しました。
僕たちのココロ王国の、国民の声は、きっと声無き声。読書会の中には、僕が空虚に感じる王様の存在が「たくさんいる」とおっしゃる方もいて、とても興味ぶかかったです。
言葉になる前のことば。
以前にも書きましたが、追求し続けているテーマです。
「なまえ」がつけられる前の「かたち」としてのことばを探している|福岡 要 @kurukurumawaru2|note(ノート)https://note.mu/imgod/n/n740bcc662496
自国民の声を聞くとは、まさにこの未分化なエネルギーを捉えるということ。
それが、さあ、どこにどうやってあるのか。
↓ともこさんの本はこちらです。
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