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5月第2週〜国立歴史民俗博物館〜

はじめに

 今回は前日に用事があって東京に泊まっていたので朝から動けるということで、群馬からでは遠い千葉にある国立歴史民族博物館へ行くことにした。最近は各地の博物館に行くことで知識を増やしていたがここら辺でその知識を整理する必要があると感じていたのである。また、単純に大きい博物館が郊外にある場合のんびり見てまわれるので満足度が高くなりやすいのも今回来館を決めたポイントだ。
 ちなみにこの日はお昼頃に到着予定だったのでお弁当を買っていって外で食べることにした。駅から博物館までの間に地元密着型のお弁当屋さんがあったのでそこで購入。見た目以上にボリュームがあり味もとてもよかった。

スタミナ系のお弁当

国立歴史民族博物館

 この博物館はとにかく展示物の量が多く館内も広いので歩き疲れる。展示されているものも決して無闇矢鱈集めたようなものではなく、一つ一つが各都道府県立の博物館並の細かさと丁寧さによって多くなっているので通常の博物館の何十倍もの圧を感じた。北海道や北陸で実際に実物を見て記憶に新しい展示も多かったので、今度はここで見たまだ知らなかったものを実際に本物を見に行きたい。
 ここでは怖いと思いがちな人形や模型作りについての注目がほとんどでなされているのがとても嬉しかった。視線や情景の意図だけでなくそのポーズに決めた理由、制作風景があることで普段よりも展示を楽しめるのだ。

石器作りに失敗した様子

 特に訪れてほしいのは第4展示室である。ここは撮影が全面的に禁止なのだが1番写真に収めたくなるのがこの展示室だと思う。現代に入った途端に圧倒的物量を見せてくるここは今を表しているからこそ普段博物館に馴染みのない人でも楽しめるだろうし、色々会話をしながら見て欲しい。
 また、日本の文化についての流れの説明ではなんやかんや自分達もしてきたような身近なものが多く民族を感じた。

表情がお気に入り

おわりに

 上野にあるような博物館に飽きてきてもっと博物館の沼にハマりたい人にオススメできる博物館であった。広さ、内容共にとてもよくどのようなレベルでも楽しめるのだが、ご年配の方が多く力尽きていたので是非とも足腰が元気なうちに行ってほしい。

なぜか獲物視点

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