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【2021-2022年版】うつヌケ年末年始の過ごし方!帰省も大掃除もしないでクリスマス〜正月をごきげんに過ごす方法

私は知っている。

年末年始、「普通に過ごせない」と病み具合が悪化するうつ病マンが増加する。


うつヌケハック担当者、株式会社イメジンの日野成美です。

前回の記事はこちら。


遅れてほんっっっっまごめんなさい!!

ちょっとうっかり頑張りすぎて、主治医から強制終了コマンドを選択されてしまった!私としたことが!坐骨神経痛としばらく戦っててきつかった!

寝ながらジャーナリングするのに、このアイテムがいいよ✨

筆談ボードなんだけど、ボタン1つでポチッと消せるのでめちゃくちゃ雑念を書き出しやすい!ちょっとしたメモにも使えてすごい!寝たまま手書きジャーナリングにイチオシです。


第2回うつヌケ求人に応募してくださった皆様へのオファー、休み方マニュアルもごめんなさいぶっ倒れてて今進めている最中です。今月中にはご送付します!やるったらやる!

1週間くらいコンコンと寝てたので、主治医が倒してくれてよかった!ありがとうドクター!メンタルはめたくそ元気です。うちの人のご飯がうまい!


さて、道ゆく店の窓をサンタやツリーが彩るクリスマスシーズン。もういくつ寝るとお正月ですね。

私は長年の経験上、よく知っています。


年末年始は、うつ病マンの「病み」が加速する!

「ふつうに過ごす」ことへの強迫観念が強いうつ病マンは、クリスマス〜正月のこの時期このようになります👇

「ふつうに恋人作ってパーティしてチキンとケーキ買いに行って食べて、大掃除して帰省して親孝行して初詣しないといけないのに、できない自分はもう」


や・め・た・ま・え!!!

ガチうつ時代の日野が実践していた、年末年始の過ごし方をここでご提案。

年末年始の過ごし方を、論破する!!

「みんな休む時期」なのになぜか年末年始、罪悪感にかられる理由

クリスマス、正月というと、どんなイメージを浮かべるでしょうか。

プレゼント、お年玉、なんならプロポーズ。クリスマス・キャロルでママにサンタがキスをするような、まあ要するにキラッキラしたトレンディな感じのイメージを持つ人が多いと思います。


つまり、「大切な誰かと過ごす」

これが世界的にクリスマス・マーケティングのコンセプト。

説明しよう!クリスマス・マーケティングとは、キリスト聖誕祭にかこつけてプレゼントの贈答やパーティしようぜ、そして自社製品を買おうぜ!という資本主義の一大戦略だ!12月で1年の売上の半分を上げる業界とかあるから一大ビジネスチャンスだよ!

集団心理とお祭り騒ぎにかこつけて、お金のめぐりをよくさせるのが目的だ!類義語にお歳暮、福袋などがある!

日本だけかと思いきや欧米はおひとり様の文化がないからマジ「パートナーや家族と過ごそうぜ圧」がエグくて厳しいらしいっす。


私は知っている、プロモーターやマーケターの本気のイメージ戦略の凄さを。

「こんなふうに過ごしたいね(過ごすために弊社製品を買おうね)」というメッセージ付けのために、本気でロマンティックが止まらないドラマを構築してしまう。

仕入れとか調達とか製造の手間があるから仕方ないの!コスト回収しなきゃいけないんだもん!!


ただし、イマジン、想像してごらん。

スマホもテレビもイオンモールもない時代、はたしてご先祖様たちはこんなに焦っていたでしょうか?

私たちはよそから与えられたストーリーを全部受け入れないと、生きていてはいけないのでしょうか?


そんなことは、絶対にない。

私たちは生き方を選ぶことができます。


そう、うつヌケ正月は現代資本主義の原理に真っ向から逆らいます。

私たちを幸せにする資本主義ならウェルカムだけど、私の大事な読者を絶望の淵に突き落とす資本主義は許さない。

「ハレとケ」なら「ケ」で過ごすのが、正しいうつヌケ年末〜正月

さて、うつ病人はそもそも、非日常なイベントが苦手です。

ふだんと違うことに対して、非常に強いストレスを感じます。

これは体の当然の反応!「ふつう」とは違うことが起こると緊張するのは当たり前。

しかも年末年始のイベントは、世間体の圧がハンパない。


やめなさい「普通にイベントに耐えられない自分はクズなんだ」とか自分を責めないで!

ああそうさ、私もめちゃくちゃ逆らったさ、資本主義にな!ガチうつ時代の年末年始は、私にとってはお通夜よりつらかった!お祭りについていけないのにお祭りしてるのがウザくてな!

しかもお祭り騒ぎがトータル2週間くらい続くやん?なんなん?


毎日毎日うつの症状で、死にたくてたまらなくて嫌になってるのに、なんでこれ以上落ち込まなきゃあかんねん!

もういい!私はどうせ普通じゃないもん!とキレた5年前の日野が出した結論はこちら👇


【結論】普段通りに過ごす。

……つまり、ハレとケなら「ケ」モードでずっと年末年始を過ごすのです。


その名も、年末年始ガン無視大作戦!

ガチうつの時は元旦からコメダに行って副業の仕事してたし、初売りで買ったのはコメダの福袋だけ!いやコーヒーチケットとスナック券入ってめっちゃコスパええねん!

三が日から朝マックでグラコロ食べてたしね。グラコロの季節だよみんな!


旅行も行かない、帰省もしない!

大掃除もやらない、初詣もしない、クリスマスプレゼント?いらん!パーティ?やらん!


それでいいのだ、一番大事なのは、私たちの体と心!

神様だって許してくれる、だって「ケ」モードで過ごすのは、もらった命と体を大切にするセルフケアアクションだから!


なお、同様にして「誕生日を祝わない」「結婚記念日を祝わない」など応用も可能だ!自分の誕生日に喪服を着ていた、ガリバー旅行記の作者スウィフトごっこしようぜ!

年末年始をゴキゲンに過ごすために!

前例はある!!

例によって歴史をたぐって見ましょう。

年の改まり、移り変わりをするこの時期はそもそも日本では、お祭り騒ぎをする日ではありません。


スピリチュアルに興味がある人はもうとっくに知ってると思いますが、日本の古式ゆかしい年末年始の正しい過ごし方は、

大掃除して年越ししたら、家で家事仕事一切せずにダラダラする。


……そう、日本では外出せずに家で寝正月することが、歳神様をお迎えするセレモニー。

外出はせいぜい、近所の神社の氏神様へご挨拶したり、菩提寺にお詣りする程度。昔の人は、正月に買い物とか絶対しませんでした。

日本のお正月は身分の差を問わず、全方位がお休みするために設計されており、その対象は女性や労働者も含めた全人類です。

「家事労働者がおやすみするために、包丁や火を使ってはいけない」とルールで決まっているのです。


乗ろうぜこのストーリー!

こっちの方が我々に絶対合ってるやろ!!


ひるがえって西洋でも恋人たちが聖夜にいちゃつくようになったのはここ100年がいいところ。毎年「クリスマスマーケットではしゃぐだけじゃなくて、ちゃんとお祈りしようよ」ってバチカンが声明を出してますね。

キリスト教だとどの教派でも1ヶ月かけて祭典を実施するため、教会にずっといて準備して、礼拝(ミサ)してパーティーして家に帰って家族で祈る、みたいな感じ。真面目!

熱心なところでは24日〜25日に徹夜で聖歌歌ったりするらしいよ!


ただ、歴史ヲタの私がどこをどうひっくり返しても。

「家族でケーキとチキン囲んでクリスマスイブを祝った後に、すぐ正月飾り買って大掃除して、紅白見たあと『ゆく年くる年』で初詣して、おせち食べてお雑煮食べて初売り行って」

そんな忙しい年末年始を送ってるの、日本だけだ!!

しかも、昭和時代くらいからだ!頑張っても明治、大正のブルジョア階級だけ!

ちなみに西洋でチキンとケーキ食べるのはイブじゃなくて25日!キリスト教圏はクリスマスが終わったあとに冬季の祭礼がないから、春がくるまで雪と戦っておる!


そう、お分かりいただけたでしょうか。

テレビやネット広告、ドラマなどで喧伝されている「理想のクリスマス・年末年始」の姿は、幻です。フィクションのストーリーです。


合わせなくていい。

体が過ごしたいように、過ごしていい。


なお、神道では「穢れ」の語源は「気が枯れる=気枯れ」だと言われています。

気が枯れるほど年末年始に、疲れ果てるくらいなら、ふだんどおりに過ごしませんか?

精魂使い果たして初詣に行ったから私は浅草寺で凶を引いたんだな、と思っています。いやガチうつの時に凶を引くとわかりみしかなくて味わい深かったな……。


んでは、うつヌケハック担当者の日野はガチうつ時代のかつて、どんなふうに過ごしてた?

最後に全部さらす!!

【今年はこれで行かねえか?】うつヌケ年末年始の過ごし方のご提案

【クリスマス】

12月25日のケーキがスーパーやコンビニで破壊的な価格で売られているので、それを買っていろいろ味見しませんか?

最近はピスタチオのケーキが人気ぽいですね。時季柄イチゴは高いからいいと思う!食品ロスも減ってエコでSDGs。

チキンやオードブルも、12月25日ほんまもんのクリスマスの日になら安い!


【帰省】

しない。

親が大好きっていう人は帰ってもいいと思うんですけど、親と会って消耗するなら帰省なんかしなくてええ!

気を枯らすくらいなら、帰省なんかせんでええ!どんな子どもも全世界から愛され、いたわられる義務があるんだもん!


【大掃除】

断捨離?排水溝の掃除?したい人だけやればいいと思うの。

最低限、トイレをトイレクイックルで掃除して、家の中は掃除機かけておけばよくない?

窓のサッシとかカーテンとか、来年の春でよくない?


【年始飾り】

各お家の習わしにもよりますが、一般的な日本の家庭ではさまざまな年始飾りをほどこして、歳神様をお迎えします。

ガチなところだと門松を竹林から切り出すところからやるって考えると、マジでキリがありません。

年始飾りをどれか選ぶだけ選べって言われたら、私は以下の2つを推す!

玄関のしめ縄っぽいアレ
・鏡餅

これ以外になんかいる…?買うのはスーパーか百均でええんちゃうか…?

ちなみに、しめ縄っぽいアレは「神様ウェルカムの目標」、鏡餅とか門松は「神様いらっしゃいの来賓席」だそうです。

もちろん信仰や宗派、地域によって違うから好きな祭り方をしてくださいね!


【紅白歌合戦とか】

ウチはテレビがないのでなんとも言えんのですが、まぁダラダラと横になって観る動画番組のアレですね。

……いや、夜ふかししないで、寝ない?

だってホラ、眠くない?今、オンデマンドで配信もしてるし…だめ?


【年越し蕎麦・お雑煮】

どん兵衛で悪い理由が見当たらない。

緑のたぬきでもいいとは思う!


【初詣】

まだコロナ情勢も解決したとは言えないし、初詣やめといてもいいと思うの!

ウチは12月中に1年の締めくくりのお参りに行く「幸先参り」を採用して、元旦の混雑を回避します。

正式には、お正月って12月15日の煤払いから1月15日の小正月までだからね。初詣は1月いっぱいOKって寺社仏閣も多いみたい。


【初売り】

どこも初売りセールで景気良くかっ飛ばすから、買いたいものがある人は初売りで買ってもいいと思います。うちも冷蔵庫みるんだ〜。

ただし縁起面で言うと、お正月の時期にお買い物をするとその年は延々と買っちゃう、というジンクスがあるっぽいので、それに乗って初売りガン無視でも素敵だと思うぞ!


【結局、年末年始は何するの?】

何度も言いますが、ザ・ふだんどおりの生活でええんや!

寝てていい、お薬飲んでごはん食べて、Amazonプライム・ビデオで鬼滅の刃とかみて、ゆっくり養生してください。

昨日が今日と同じであり、明日が今日と大差ないとわかる日々は、あまりにも幸せなものです。


世間と同じに、ふつうに過ごすことが大切なんじゃない。

あなた自身が楽ちんでいることが、世界をきっと平和に導く。


実際に神様がいるかどうかの実在論は別として。

もし、神様がこの世にいるなら、あなたがあなた自身を大切にすることを、とっても祝福してくれるはずだから。


ぜひ、ふつうに過ごして良いお年を!なんもしないけど、メリークリスマス!

次回、なんと12月5日(日)特別更新「みんなのフォトギャラリーにみゃーはむがプレゼント」
次次回、来週土曜日「今度こそお金の使い方の話!うつヌケハック流『貯金しないでいい説』」
お楽しみに!

うつヌケハック質問箱はこちら🎁

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