とある記事を読んで長年のもやもやが晴れたこと

”「とりあえずやってみて」とか「まずは自分で考えて」が、今の若者に響かない理由”
という記事。

最初は、「あぁ~、いつもの、最近の若者は~、っていうやつか」と思っていましたが、違っていました。

この記事で素晴らしい(私個人としてとても共感した)のは、「今」の若者は、答え(正解)を知った後の応用で差をつける(努力する)文化であり、これまで(私が若者のころ)は答え(正解)にたどり着く過程で試行錯誤し差をつける(努力する)文化であったことを述べている点です。

なぜ素晴らしいと思ったか。
「これまで」と「いま」を比較することでその素晴らしさがわかります。

これまでの時代は変化が緩やかで情報も少なく、カットアンドトライで答え(正解)にたどり着くことが許された時代。大多数の人々がカットアンドトライで膨大な時間を費やして挑戦し、諦めずに最後までやって答え(正解)にたどり着いた人が評価されました。

今の時代は情報が膨大にあり、砂浜の砂の中から1粒の砂金を探すようなものです。また、情報はすぐにシェアされ、広まっていきます。このような中、答え(正解)までの過程で試行錯誤した場合、時間がいくらあっても足りません。仮に膨大な努力をして試行錯誤し、答え(正解)を見つけたとしても、その情報はすぐにシェアされ、その価値を失います。

したがって、答え(正解)を見つけた後、どのようにするかを試行錯誤することで価値を創造していくことは今の時代に適合した正しい方法である、と感じました。

記事元: https://blog.tinect.jp/?p=77189

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