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Shanghai Light 400(上海申光400)と屋久島


検証はしていないが恐らくこの組み合わせは人類で初めてなのでは無いか。
そういえば前の記事でも島だった気が。


2022年の4月頃、屋久島に飛んだ。
4年勤めた会社を辞め、有給消化期間にガッツリ旅行に行きたいと考え屋久島を選んだ。1ヶ月弱の休みだったので本音を言えば海外に行きたかったが、コロちゃんにより阻まれた。

旅程は4泊5日。
当時の私は「いいからデジタルデトックスだ!」と勇んでおり、「屋久島ならきっと何とかしてくれる…!」という、漠然とした期待で胸を躍らせていた。

なぜかミーム化しているゴリの名言

私は横浜駅からYCATを使い成田に向かう道中の時間が好きなので(?)
8:10成田発の飛行機を予約した。当たり前だが5時半くらいに家を出る羽目になった。

このサイズ感の飛行機、いつ見ても本当に飛ぶのか不安になる。


お金たくさん払うから空港の隅から隅まで探検できるツアー参加したい。


旅情をそそる定番構図。

鹿児島空港での乗り継ぎだが、5時間くらいあるので飯を食いつつ周辺をうろつく。空港内のベーカリーでカレーパンを食った記憶がある。

アメリカの地方空港のような雰囲気が最高であった。これはa7iiiで撮影。

どうやら私の所持しているクレジットカードにラウンジ利用の特殊能力があるらしく、ラウンジで仮眠したところ5時間はあっという間だった。

屋久島に到着し、レンタカーを借りて宿に向かい1日目が終了した。
屋久島空港は信じられないくらい小さく、可愛い建物だった。

翌日、屋久島登山の朝は早い。
4時には起床して6時には登山を開始しなければならない。なぜかというと、縄文杉を見に行くのに片道およそ4時間くらいかかるので、暗くなる前に下山するには余裕を持って行動する必要があるのである。

サイズ感が伝わりづらいがこんなレベルの大木がそこら辺にある。


朽ちた木の内側が空洞となり人が数人は入れるスペースを作っていたりする。


RPGなら何らかのイベントが起きるであろう場所

森特有のしっとり感が伝わってくるような描写である。

縄文杉付近の休憩場。左側の紙コップは何なんだ…


全くその大きさが伝わらない縄文杉様

昔は縄文杉の幹にハグすることが出来たらしいが、保全の観点から現在は近くの足場から眺める事しかできない。
とにかくデカい。道中散々デカい木々を見かけるのだが、そいつらが雑魚に見える程デカい。なぜこんなデカいのか、何か神秘的な物の存在を感じてしまうほどだ。屋久島以前と以後で木に対する大きさの感じ方が完全に変わってしまった。年表を作るならB.Y.(Before Yakushima)とA.Y.(After Yakushima)で作る必要がある。

残念ながら撮り方が悪く上の写真だと全く伝わらない。

山頂で昼食をとり下山する。
上りはスムーズに登っていたのだが、下りは猛烈な睡魔に襲われ結構キツかった。

そして残念ながらここでShanghai Lightが終わってしまった。
36枚撮りだと思ってバシバシ撮っていたら27枚撮りだったパターンである。

なので以降はデジタルとなる。

翌日、白谷雲水峡へ向かう。
小雨が降る天候だがそれがかえって良かった。

シンプルにでかい


今にもコダマが現れて歩き出しそうである。


既視感があるなと思ったらヨーダとルークが修行していた惑星ダゴバである。

小雨の影響か霧がかかっていて、幻想的な風景の中をハイクできた。
とにかく圧倒的な自然ばかりで当初の目的は達成でき、素晴らしい旅行だった。


最後に、私が滞在中お世話になった宿を紹介して終わりたいと思う。
杉の里はこじんまりとした民宿だが、運営されているご夫婦?はとても親身で
毎晩地元食材を贅沢に使った、食べ切れるか食べ切れないかギリギリの量のご飯を出してくれた。刺身が信じられないくらい美味かった。
宿周辺には猫がいてとても可愛い。

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