勝負の神様は見てる

2020年J3第6節
アウェイ鳥取に乗り込んでの鳥取戦。
結果から先に言うと今治は連勝ストップ、
鳥取は4連勝を飾り明暗が分かれた。

決して悪くなかった訳ではないと思う。
ただ、オーナーが日頃から口酸っぱく言う
「勝負の神様は細部に宿る」
その「細部」がなーんとなく素人目でも垣間見れた試合であって、特に失点シーンはまさにその「細部」が炙り出させていた様に思う。

※あくまで素人目線の考察です。
ここは違うだろうというのも沢山出てくると思いますがご了承ください。

https://www.youtube.com/watch?v=ORMDW-fu88o&feature=share



1失点目
得点に至るシュートを打たれる寸前、相手選手が倒れたがそこは流される。流れたボールは別の選手に渡りシュートを喰らう。
相手選手が倒れた時に今治側は動きが一瞬止まってしまったように見えた。
その一瞬でシュートコースを定められモーションに入る。橋本選手がブロックしようとするも手遅れ。
ボールがかすったかもしれないが無情にもゴールネットに吸い込まれた。

相手選手が倒れてしまった時に笛が吹かれるかと思ったのか、緊張が緩んでしまったのかはわからない。けれど笛が吹かれた訳ではない。
神様は「笛が鳴るまでちゃんと動け、細かいことをサボった罰だ」と言わんばかりの結果を導いた。

2失点目
2失点目のPKに至る場面。
左サイドからのクロスのブロックに入った楠美選手の肩付近にボールが当たる。
それがPKと判定される。

…今季の楠美選手はキャプテンの1人として意気込んだプレーというのが随所に見られる。
以前にまして闘志を見せているように思える。
しかし、スタンドから観ていても気負い過ぎているのではないか、冷静さを欠いてるのではないかと心配してしまう面もある。

自分は学生時代の体育でサッカーの授業時にサッカー部の子からシュートを身体で止める時は腕を隠せと口酸っぱく言われたのをやけに覚えている。いわゆるセオリーだからと。

話は戻る。PKと判定されたシーンは楠美選手の意気込みが良くも悪くも顕著に出たシーンと言えると思う。
ダッシュで自陣ペナルティエリア内に戻っての反射的な反応であったと思うが、ブロックに入る際に腕が身体の横にあったの安易な対処ではなかったかと。(あくまで素人目線の考察ですご了承ください)

たらればを語ることはいけない、が仮にそのセオリー
通り腕を身体の後ろに持っていっていれば主審の立ち位置次第ではPKを免れた可能性もあったのかと。

神様はここでも「細部」を徹底できなかったあろうアウェイチームに試練を与えた。

この日誕生日だったキャプテンにとってはハードラックであったと思う。が、ハードラックで済ませてはならないと思う。もちろんこれは個人の問題じゃなくチーム全体の意識統一にとして。

負けてしまったことは悔しいし勝負事だから仕方ない。
しかし、チームとして相手キーマンを抑え、良いプレーを随所に見せていても細かい点が抜け落ちると代償を払う。
スタジアムで目の前にして観るのとは違う
今までにない形(DAZNでのストリーミング)で観るからこそ、改めてオーナーが口酸っぱく言う「勝負の神様は細部に宿る」
ということはこういうことですよ。とまざまざと見せつけられた上に、誰が良い、悪い、ではなく勝利を掴みに行くにあたって選手たちがどこまで一つ一つのプレーを突き詰めれるかの大事さをサポーターである自分たちに教えてくれたような試合だったように思う。

そんなことを思っていたらもう次戦まで1日をとうに切っているのに今年の過密日程っぷりを思い知らされる。

しかし、自分には画面越しで彼等が勝利を掴むことを願うことしかできない。

彼等が怪我なく最良の結果を導けることを信じて。それだけだ。


#FC今治 #Jリーグ #コミュサカ #J3

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