人間の「痛み」の本質を問う。

『ペインレス』という、天童荒太さんの本を拝読しました。

上下巻の書籍ですが、あっという間に拝読してしまいました。

痛みは、身体的なものや心理的なものなど、様々です。

主人公の女性医師は、それらの痛みを感じにくい人間のようです。そんな主人公は患者たちと向き合う中で、まるで人体実験のように、様々な痛みを試していきます。

好き嫌いが別れる作品かもしれませんが、「痛み」に関してこれほど考えさせられた作品には、出会ったことがありませんでした。

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