癒されたい。許されたい。

『巡礼の家』という天童荒太さんの本を拝読しました。

介護に疲れた少女が、家を飛び出して気を失うところから始まります。そして少女が目覚めると、様々な人々が何故か少女を優しく介抱してくれて、困惑する。

その厚意に甘えている内に、少女も他人を助けられるようになっていく、という不思議な癒しの物語。

自分の行為を誰かに許してもらいたい。

もしくは、疲れを癒したいと思った時に読みたいと思った一作でした。

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