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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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イマ―シブフォート東京

2024年3月1日、お台場にオープンした新施設、イマ―シブフォート東京に行ってきました。

イマ―シブフォート東京をざっくり説明すると、物語の世界にそのまま入り込み、現実では遭遇することができない体験を全身で味わえる革新的テーマパーク。

物語の世界に入り込むと言ってもどういうことかというと。。。
自分自身があの有名なシャーロックホームズの物語の登場人物になって謎解きをしたり、街を歩いていたら急にテロリストに絡まれたり、世界観に完全に没入できる体験ができるということですね。


イマ―シブフォート東京

かつてあったヴィーナスフォートという商業施設の跡地にできたテーマパークですが、建物自体は全く変わっていません。
中もヴィーナスフォートの時から全く変わっておらず、クローズ前に行っていた方なら迷わずに館内をまわれるかと思います。

当然ながら、外から館内は一切見られないように黒い壁で囲まれていました。


開館待ちの様子

イマ―シブフォート東京は午前11時からオープン。

入り口は旧ヴィーナスフォートのメガウェブ側のエントランスです。

私は10時45分ぐらいに着いたのですが、開館待ちの列は外まで続いていました。
結構長い列でしたが、11時近くになると一気に中に入れるのであまりビビる心配はないと感じました。

今のところ、チケットは電子チケットが殆どだと思うので、スマホでチケットを事前に用意しとくとよりスムーズに入れると思います。


メインエントランス

チケットを提示してエントランスを過ぎると、イマ―シブフォート東京と書かれたスクリーンが!
入ったらまず写真を撮りたくなるフォトスポット。早くもテンションが上がるかも。。。


イマ―シブフォート東京館内の様子

中に入ると11時を過ぎるまでしばらく待機となります。
11時を過ぎると、キャストさんの「レッツゴー!」という掛け声と同時にオープン。USJのニンテンドーワールドと似たような入場方法ですね。


ヘンゼルとグレーテル

オープンしてまず体験したのが「誰も知らなかった本当のヘンゼルとグレーテル」というアトラクション。

オープン直後は待ち時間5分ほどで楽しむことでできました。

このアトラクションはウォークスルー型のアトラクションであの有名な童話「ヘンゼルとグレーテル」の世界をフリーホラーゲーム感覚で巡るというもの。
面白いのが「ヘンゼルとグレーテル」のコースと、「魔女」のコースどちらかを選んで進むという設定。

ヘンゼルとグレーテル目線で進むストーリーと、悪役の魔女目線で進むストーリーどちらかを選ばなくてはいけません。当然ながら内容は全く異なります。

つまり、このアトラクションは2回体験する必要があるということです。

初めて体験する場合は「ヘンゼルとグレーテル」のコースを選んだ方がより楽しめると思います。


お菓子の家

ヘンゼルとグレーテルと言ったらやっぱり「お菓子の家」。

お菓子の家のクオリティがめちゃくちゃ高く、見た目だけでなく香りまでしっかり再現されています。イマ―シブフォートに来たら是非見ておきたいアトラクションです。


噴水広場

館内を進むとメイン広場に出ます。ここも旧ヴィーナスフォートと名残がそのままあって良いですね。
ここでは一日に2回ほど「パーティーフェスタ」というショーが行われます。


パーティーフェスタ

パーティーフェスタはイマ―シブフォート東京の目玉ともいえるショー。
生歌を披露するシンガーや数多くのダンサー、そしてサックスとバイオリンの生演奏など、どれもクオリティの高い演出ばかり。

ボーっと見てるとダンサーに引っ張られて踊らされることも?
今までにない参加型のショーとなっています。イマ―シブフォート東京に来たら必ず見ておきたいショーですね。


スパイアクション

しばらく街を歩いているとまさかのマフィアたちに遭遇しました。

会った瞬間「お前人質になれ!!」と怒鳴られマフィアの後ろを歩くことに。。。マフィアやその部下たちはみんな拳銃やマシンガンを持っており、火薬の香りまでしっかりリアル。。。こわ。。。

そんな絶望的な状況に「スパイ」が現れ、私たちを助けてくれます。
結末は完全ネタバレになってしまうので皆さんの目で確かめてみてください。

この「スパイアクション」というショーは時間未定、回数未定というゲリラ公演となっています。いつマフィアが出てくるのか分からないので運が良ければ見られるかもしれません。
(ですがショーが始まるとめちゃくちゃデカい音がするので違うエリアにいてもすぐ分かると思います。。。)


ザ・キャバレー

イマ―シブフォート東京の名物、それは「ザ・キャバレー」だと思います。

ここは食事をしながら本格的なショーを楽しむことができるという施設。
映画やショーなどで出てくるキャバレーを未成年でも楽しめるように再現しているお店ですね。


キャバレーのショー

ここも「パーティーフェスタ」同様、生歌、ダンサー、サックスやバイオリンの生演奏などクオリティーの高いショーとなっています。

そして、こちらも例外なくボーっと見てるとダンサーに引っ張られてステージの上で踊らされます。。。。これがめちゃくちゃ面白い。。。


ザ・キャバレーのメニュー

キャバレーのメニューはローストビーフやスイーツなど上品なものばかり。
個人的には高そうに見えるけど想像よりは安いって感じです。

特にデザートはとっても可愛くて人気があるそうです。
味も非常に美味しかったはずですがショーが素晴らしすぎて詳しくは覚えていないというのが正直な感想です。。。


カーサ・ディ・ペローニ

食事関連でもう一店舗。
キャバレー以外にもう一つ本格的な料理が楽しめるお店として「カーサ・ディ・ペローニ」があります。

メイン広場にあるので場所はすぐ分かるはず。

ここのお店は「客が常連になる」という設定があり、お店に入ると店員から「久しぶり!」とか「また来てくれたんだね!」と声をかけてきます。

メニューの名前も「いつものあれ」という名前のジャンクフードや「おすすめのあれ」という名前のカツレツがあったり面白いことになっています。

今回はジャンクフードを頼みましたがめちゃくちゃハイカロリーな料理でテンションが上がりました。


推しの子ショー

メイン広場ではもう一つショーがあります。
それが大人気アニメ「推しの子」のショーです。

期間限定かは分かりませんが、イマ―シブフォート東京ではスマホで巡る謎解きラリーが開催されています。
誰でも無料で楽しめるのでファンには嬉しいアトラクションですね。

推しの子のショーは時間が公表されておらず、謎解きをすることによって開催時間が分かるそうです。


B小町のメンバーも登場

ショーでは新生B小町のメンバーが登場しました。
内容はネタバレになるので言えませんが、スペシャルゲストが衝撃的だったりショーのラストが鳥肌もんだったりと、めちゃくちゃ楽しいショーとなっています。ファン必見ですね。


ジャックザリッパー

テーマパークに欠かせないのがお化け屋敷。
イマ―シブフォート東京が誇るお化け屋敷、それが「ジャックザリッパー~ホワイトチャペルの殺人鬼」です。

このお化け屋敷、15歳以上しか入れないということもあり、結構怖いです。
私が行った時も待ち時間は怖すぎるからか15分となかなか落ち着いていました。

このお化け屋敷はウォークスルー型のアトラクションで6~8人ぐらいのグループでスタッフなしで進むものとなっています。
で、中を進むと本物の人間が演じる殺人鬼ジャックザリッパーが何度も襲ってきます。

(個人的に、スタッフなしのチームで進むことになるのでチーム全員ビビりな人ばかりだと脱出するのに時間がかかるかも。。。)

イマ―シブフォート東京なのでショー同様、ジャックザリッパーが何をしてくるかは分かりません。お化け屋敷が好きな方、盛り上がりたい方にはおすすめのアトラクションでした。


ザ・シャーロック

最後に体験したのは「ザ・シャーロック」。

結論から言うと、イマ―シブフォート東京の感想は「ザ・シャーロック」を体験するのとしないとでは大きな差が出る、と言えるぐらい素晴らしいアトラクションでした。

このアトラクションは「劇場」と「謎解き」を融合させたものとなっており、自分たちが物語の登場人物となってシャーロックホームズの世界に飛び込み、謎を解いていくという内容です。

体験時間は90分。登場するキャラクターは全て役者で、ある時は話しかけられたり、ある時はそのキャラクターを尾行したり。。。今まで体験したことのないアトラクションです。

イマ―シブフォート東京において一番ネタバレ厳禁のアトラクション。
正直一度体験しただけでは完全に楽しむのは不可能です。

イマ―シブフォート東京に行ったら絶対体験してみてください!

(注意事項として、このアトラクション、めちゃくちゃ歩きます。階段や段差を何度も上り下りするので歩きやすい靴、格好で行かないと絶対きついです)


今回はイマ―シブフォート東京についてまとめてきました。
ヴィーナスフォートが今までにない斬新なテーマパークとなって帰ってきましたね。
残念ながら東京リベンジャーズ、アイデンティティ、花魁の3つにアトラクションは時間がなくて体験できませんでした。
この3つも非常に素晴らしいアトラクションらしいので是非行ってみてください。

あと非常に残念な点として、館内には無駄なスペース、シャッターが目立つエリアが多いこと、飲食店が少ないこと、そして何よりも再入場が一切できないことが挙げられます。

正直パフォーマンスの回数もアトラクションの数も多くないので3時間もあれば全てまわれてしまうというのが本音です。
そして、シャーロックのアトラクションを夜に予約してしまった人はその時間までずっと館内で待っていなくてはなりません。これが非常に残念でした。
せめてアトラクションの数を増やしたり、イートインができる飲食店を作る、あとはせっかくお台場という遊びスポットに建っているのだから再入場できるようにすれば評価はもっと上がるかと思います。

まだオープンしたばっかりなので改善されると嬉しいです。

(追:2024年4月26日に新アトラクション「フォルテヴィータ事件簿」がオープンするとの発表がありました。もしかしたらこの調子でどんどんアトラクション・ショーが増えるのかもしれませんね)

以上!




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