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休みが辛い

なんて書くとワーカーホリックみたいだけれど、予想外の休日は確かにいい面もある一方で、ちょっと大変なところもある。
まずメリットとしては、第一にめちゃくちゃ疲れているので休めるのはありがたい。ちょうど体調を崩しかけていたところに休みが来てくれて大変助かった。多分休みがなかったらどこかで無理をし過ぎていたかもしれない。

一方のデメリットはというと、「最後まで突っ走る」という意気込みの中にぽかんと穴があいて、余計に疲労感が強まってしまうところだ。休めることと裏返しなのだけれど、ここで気が緩みすぎると今まで無理していたぶんが一気にやってきてしまう可能性もある。現に今日は何をする気力も出てこずに、多少の片付けと昼寝をしたら夕方になってしまった。

だから休みの有無に関しては、どっちが良いとも悪いとも言いにくい。どうせ休むなら三日ぐらいしっかり休みたいという気持ちが正直なところだ。


すっかり冬の色。明日はきっと雪。


今日に関しては体調不良があったから「休んだ」という感覚があるけれど、元気なままこの休日を迎えていたら、「もったいない一日を過ごしてしまった」と感じるかもしれない。ここに来る前はこういう雑な生活が日常だったので特に「一日を無駄にした」感は薄かったけど、今は日々の活動量が多いので、その落差がしんどい。


活動量というのが「時間感覚」を引き伸ばしたり縮ませたりする一つの要因なのである。それを今の自分にとってちょうどよくコントロールできるのが一番だけれど、仕事や他人との関わりに左右されてなかなか思い通りにならない。
今日も同居人たちは温泉へと出掛けていったけれど、一緒に行くかどうかを随分迷ってしまった。確かに良い思い出作りになるはずだけれど、体調を考えてどうにか踏みとどまった。あとでほんの少しだけ後悔もした。

なぜそこまで他人に振り回されてしまうのか、ということを掘り下げるとやはり、他者への依存体質だったり100%幻想(誰かが完全に理解してくれるという幻想。BPD的マインド)という自己理解にたどり着く。新しい環境でフワフワしていると、そういう自分の性質、陥りやすいパターンが見えなくなりやすいのだろう。読書時間が減って自分を客観視しにくくなっていることもある。


最近買って良かったもの、ダイソーの湯たんぽ。ベッドが窓に隣接していて冷えるので、これがあるだけでQOL10倍。



今、部屋には誰もおらず、一人きりである。一人で、休みだからこそこういうことを考える余裕があるのだろう。
同居人が帰ってきて、明日仕事が再開したら、また怒涛の急流に巻き込まれて何もわからなくなってしまう気がする。だからこの猶予は有用だったと思いたい。

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基本的には日記ですが、たまに深いことを書いたり書かなかったりします。分量で著者の疲労度が測れます。

少し遠くに行ってみよう。人生が変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。あるいは変わったとしても、気づかないかもしれない。だから、何か…

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昔々、あるところに読書ばかりしている若者がおりました。彼は自分の居場所の無さを嘆き、毎日のように家を出ては図書館に向かいます。そうして1日1日をやり過ごしているのです。 ある日、彼が座って読書している向かいに、一人の老人がやってきました。老人は彼の手にした本をチラッと見て、そのま