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心地よい孤独

最近、孤独を感じることはありますか?

地元にいたときは、毎日が孤独の連続だった。ほとんど人と会話せずに一日が終わるような日も多かった。けれど、この町に来てからは(もちろん作業の関係もあるし、共同生活上の理由もあるのだけれど)、孤独がほとんど無くなってしまった。

確かに、深い孤独は何とも言えない寂しさを感じさせることもあるのだけれど、それでも孤独が全くないというのも結構疲れる。というか、気がついたら疲れている。
今疲れているんだな、と感じるためにも孤独な時間は必要なのだ。


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基本的には日記ですが、たまに深いことを書いたり書かなかったりします。分量で著者の疲労度が測れます。

少し遠くに行ってみよう。人生が変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。あるいは変わったとしても、気づかないかもしれない。だから、何か…

昔々、あるところに読書ばかりしている若者がおりました。彼は自分の居場所の無さを嘆き、毎日のように家を出ては図書館に向かいます。そうして1日1日をやり過ごしているのです。 ある日、彼が座って読書している向かいに、一人の老人がやってきました。老人は彼の手にした本をチラッと見て、そのま