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いい写真ちょうだい

仕事中に余裕があるとき、写真を撮っている。ベルトに通したポーチにコンデジを入れて、いつでもシャッターを切れるようにしている。たまに一眼レフも持っていくけれど、さすがにそれは休憩中でないと撮れないので、ここぞという瞬間は狙いにくい。
コンデジはキヤノンのIXY DIGITAL510ISで、確か2009年ぐらいのカメラなんだけれど、晴れた日はそこそこ綺麗に撮れる。こっちに来る前に新しいコンデジを買ってこようかと思ったが(スマホはiPhoneSEで、望遠がザビザビになるので)、使っているとこのカメラもまだまだ現役でいけるなあという感じがする。


IXYで撮った写真。コンデジは手袋をしたままでパッと撮れるのが便利。


しかし同じような景色ばかり撮っているのもちょっとつまらない。周囲が青と緑とオレンジばかりなので、どうしてもカメラロールが似た写真ばかりになってしまう。本当は人も撮りたいのだけれど、まだそこまでの関係性を築けていないような気もするし、逆に「広報」とかの大義(あるいは距離)があったほうが撮りやすいかもしれない。自分はそういうタイプだ。

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基本的には日記ですが、たまに深いことを書いたり書かなかったりします。分量で著者の疲労度が測れます。

少し遠くに行ってみよう。人生が変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。あるいは変わったとしても、気づかないかもしれない。だから、何か…

昔々、あるところに読書ばかりしている若者がおりました。彼は自分の居場所の無さを嘆き、毎日のように家を出ては図書館に向かいます。そうして1日1日をやり過ごしているのです。 ある日、彼が座って読書している向かいに、一人の老人がやってきました。老人は彼の手にした本をチラッと見て、そのま