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季節感

雨が降って、気温が低くなった。
陽があたる日中動いているとまだ暑いのだけれど、最高気温は23度から20度を下回るぐらいまで下がり、午前中に日陰に入っていると少し肌寒さを感じるようになった。

毎日青い海と常緑樹を見ていると、なかなか季節が進んでいるという実感がなくなってくる。だから少し標高の高い山の方へ行くタイミングがあると、紅葉の進み具合にちょっと驚いてしまう。


きっとこの地方に長く住んでいる人には分かる変化があるのだろうが、自分はまだちょっと滞在しているだけなので、小さな変化に気づくことができない。せいぜいショッピングセンターの色彩にクリスマスを感じる程度である。そう考えると、季節感ってかなり個人差があるんだな。

逆に自分なんかよりもっと移動を続けている人にとって、季節はどう感じられるのだろう。渡鳥みたいに、ずっと夏の中で過ごす人ももしかしたらいるのかもしれない。快適な環境にいられるのは羨ましいけれど、リズムが狂いそうなので自分には真似できそうにない。


休めなかった休み

昨日はお休みだったけれど、随分と色々なことがあった。

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基本的には日記ですが、たまに深いことを書いたり書かなかったりします。分量で著者の疲労度が測れます。

少し遠くに行ってみよう。人生が変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。あるいは変わったとしても、気づかないかもしれない。だから、何か…

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昔々、あるところに読書ばかりしている若者がおりました。彼は自分の居場所の無さを嘆き、毎日のように家を出ては図書館に向かいます。そうして1日1日をやり過ごしているのです。 ある日、彼が座って読書している向かいに、一人の老人がやってきました。老人は彼の手にした本をチラッと見て、そのま