見出し画像

春に

瑞希ちゃんへ
随分久しぶりのお返事になってしまいました。
早いもので、もう2月も下旬です。
直接お会いしたのは、昨年11月の文フリが最後でしょうか。
瑞希ちゃんの新刊を心待ちにしていたので、私も当日受け取ることが出来て嬉しかったです!あのときはまず表紙の手触りにときめきました。
感想会したいですね。そのときはやっぱりチーズケーキとコーヒーを並べたいな。

年末に瑞希ちゃんからもらった記事を何回か読みました。
文章がとても素敵で私も瑞希ちゃんの足取りを追って福島に旅立った気分になりました。
冬の匂い、肌を刺す冷気、空の色…… 私の鼻にも頬にも目にも触れてくるようでした。
帰りたい故郷があることを羨ましく思います。
「どこへ行きたいか」という問いに、気分転換になるようなワクワクする別世界ではなく、じんわり肌になじむ原点のような場所を挙げた瑞希ちゃんが、なんかいいな、と思いました。
文章に書き起こすと再発見することが多いですよね。
改めて思い描いて観察して気づきを得るのは文章を書く楽しさのひとつだし、同じ理由で私は手紙を書くのも好きです。
好きだけど、気づかないまま好きでいるものってきっとまだまだ沢山あると思います。
沢山書いたら、沢山見つかるかな。

さて、瑞希ちゃんの言うように私は毎年やりたいことリストをつくっています。
ただ昨年はできなかったことが多いので、今年はその再チャレンジがメインになっています。
リストアップするのは全部で12個。月毎にひとつです。
もちろん準備期間のいるものもあるのですが「今月はこれに注力するぞ」という目安で月にひとつ。
やりたいことが気まぐれにポコポコ増えてしまうので、道しるべを立てておかないと迷子になってしまうんです。
リストからひとつお伝えするなら、「長編小説を書きたい」と思っています。
構想はあるのですが人物像が定まらなくて、まだ白紙なんですけどね。
今度相談させてください。

瑞希ちゃんには、なにか「今年やりたいこと」がありますか?
新年に目標を立てていても忘れちゃう頃かな、なんて。

それでは、また
                 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?