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24.積乱雲(せきらんうん)(米川さんの絵本)

どんどん大きくなったら怖いよー。
雷、かみなり、かみなり。

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解説

前回の積雲とは対照的に怖い雲、積乱雲についてもお話します。
せきらんうんと読みます。この雲は危険な雲です。
前回のお話の積雲がどんどん成長していきます。もくもくしているから入道雲とも呼ばれます。
強い上昇気流の影響で鉛直方向に発達し、雲頂が時には成層圏下部にも達することがあるような巨大な雲です。
鉛直方向とは、空からおもりを糸に垂らした時の方向、空から地面に対して垂直のことですね。
積乱雲の鉛直方向の大きさは雲の種類の中でも最大です。雲底から雲頂までの高さは1200メートルを超える事もあり、大きく成長するほど雲底は暗くて太陽をさえぎり雲頂は白く輝いています。
短時間で豪雨となり落雷も発生しますのでとても危険です。
また、山は上昇気流によって次々と積乱雲が発生することもあるので、積乱雲が近づいてくる前に早めに安全な場所に避難してください。

雲はまだまだ種類があります。雲を見ると天気がわかります。ぜひ調べてみてくださいね。

雑記

さて、全話は100近くありますなかで、かなりゆっくりペースの公開であることに最近気づいたsaitouです。いちばんまだ更新しないのかなあと待っていらっしゃるのが米川さんご夫妻かと思います。
6月の初夏の緑が美しく映えだした季節に1話目を公開しました。
季節の移り変わりは早く、生きていることが偶然のなかの一瞬であることを山に抱かれていると切に感じます。今日の八ヶ岳は雪被るまた美しい景色となりました。
もうすこしペースをあげ、週に2つほどの校正のための公開にしましょうかと、次回からすこし努力してみます。
呆れずお付き合いくださいませ。

次回は米川さんがお友達になった動物のお話です。

おはなし絵:Yonekawa Masatoshi
共著:Yonekawa Keiko , Saitou

※この記事は米川さんの絵本proofreadマガジンに掲載中です




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