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【300文字の感想文】<10>八月の銀の雪|伊与原 新

5つの短編集からなる1冊。
どこにでもあるような日常から話の展開が広がり、伊与原さんならではの焦点に絞りこまれていく。

なにかと何かの対比があり、そこには深くリサーチされた情報があり、ちょっと賢くなれるから伊与原さんの本が好きだ。

読むのも、理解するのも遅い私にとって難解な本数冊をギュギュっと物語として分かりやすくしてくれているのは希望が持てる。
ちょっとずつでも賢くなれるという、希望だ。

5つの短編集となれば、最低でも5人の世界を体験できる。
この本では地球の核のことだったり、伝書鳩のことだったりと、作中の登場人物を介してまた少し賢くなれたはず。

本読みの楽しさはそこにある。
今その瞬間に没入できるのがいい。(301文字)


今回、感想を書こうとしてるのに、あらすじばかり書きたくなって困ってしまった。あらすじを書きたいってなるのはなぜなのだろう……
感想がでなかった、ってだけなのか、こんな本なのよ!の説明をしたかったのか。

🤔




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