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世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う

とある日。
ブランチをしようとカフェの席に着くと、斜め前の席には日本へ旅行中のスペイン人?ファミリーが座っていました。少年2人と両親であろう2人。少年2人は小学生の高学年くらいなんだろうけど、キムタク全盛期バリの前髪かきあげる系サラサラヘアーのイケメンで、気づけば私は彼らに釘付け。そして『ほんまにやばい。かっこよすぎる』の連発。主人は前半は乗っかってきたものの、後半はひたすら無視。

そうこうしているうちにパパとママが席から立ち上がり、上着を着るなど店を出る準備をし始めました。すると突如、ママがパパの首に両手を回し、2人は付き合いたてのカップルのように見つめあい、そしてキッスをします。そのバックには海と夕陽が見えそう。しかしそんなことは日常茶飯事、少年2人は見向きもしません。

それは午前11時のこと。
あ〜そうだ。地球は広いんだった。日本の常識が世界の常識じゃないんだったと思い出し、なんだかホッとする自分。

少年たちも上着やニット帽を被り、店を出る準備を始めました。両親はたくさんの荷物を手に、私の席の後ろを通りドアへ向かいます。少年2人も後に続きます。私はもちろんガン見です。すると、なんとキムタク全盛期の少年と目があいました。そして私に向かってニコッと微笑んだのです。

その瞬間、私の脳内に何かがジュワ〜っと分泌されました。
なんということでしょう。笑顔のパワーってすごい・・
少年がキムタク全盛期だからとかではなく、笑顔は心のホッカイロだ。なんだ、あのナチュラルな笑顔は。道で人と目があっても無表情が通常の毎日に慣れていた私は、その不意打ちスマイルに衝撃を受けとても感動したのです。しかも小学生男子。

ハグにキッスにスマイル。
言葉で伝えることも大事だけど、表現して相手に伝えるってとってもわかりやすくて伝わりやすい。好きなら好きだと表現しよう。警戒しすぎずに。笑顔は万国共通。なにか大きなことをしなくてもいい。なにか親切にすることも大切だけど、そんな状況になくてもできること。今すぐに自分の周りに与えることのできることを大切にしようと2023年初め。心に誓った。


Ogi


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